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「2つ目の山場始まっている」鳥インフルエンザに注意 渡り鳥が活発に往来 鶏肉への影響懸念

(松田カメラマン)「白い防護服を着た作業員が養鶏場の中に入っていきます」

北海道安平町の養鶏場です。

こちらでは「食肉用」のニワトリが飼育されていました。

しかしー

『高病原性鳥インフルエンザの疑い』

3月4日に死んだニワトリが見つかり、その後の遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの疑いと判定されました。

知事は5日朝の対策会議で、まん延防止策の徹底を指示しました。

(鈴木知事)「発生農場を中心とした迅速な防疫措置に全力を挙げ、これ以上のまん延防止に向けて、万全の体制を整えるようお願いいたします」

道は養鶏場で飼育されている食肉用のニワトリおよそ18万8000羽の処分を開始。

こうした殺処分は4例目です。

専門家は、秋に続き3月は渡り鳥が国内外を活発に往来する時期だとして注意を呼びかけています。

(北海道大学大学院獣医学研究院 迫田義博教授)「渡り鳥たちがシベリアに帰る北帰行が始まっていて、感染した鳥たちが北海道を通過しているので、秋の鳥インフルエンザの感染リスクが高い時期に続いて、2つ目の山場が始まっている」

渡り鳥は主に、道央と道東の2つのルートを通って北海道を通過します。

安平町はこのうち道央ルート上に位置しているため、ウイルスが持ち込まれる可能性が高い地域のひとつになっています。

加えてふだんの生活でも注意が必要だと指摘します。

(北海道大学大学院獣医学研究院 迫田義博教授)「まずは死んだ野鳥などを見つけても触らずに自治体に届けていただく。万が一触ってしまった場合はせっけんで手を洗う、アルコール消毒をする」

こちらは札幌市内に2店舗を構えるスーパー「マルコストアー」です。

店内には道産の鶏肉が種類豊富に揃っています。

以前は外国産も扱っていましたが、円安の影響で国内産に絞って仕入れていました。

店によりますと、殺処分による大きな影響はただちにはないものの、およそ2週間後に値上がりや品薄の可能性もあるのではないかとみているということです。

(客)「タマゴも値上げしているので、鶏肉も自宅でよく使っているので、鶏肉も高くなると困る」

(客)「安くて安定しているイメージ。鶏肉も好きで食べるのでよく食卓に並ぶ」

(北本アナウンサー)「鶏肉の値段が上がると?」

(客)「ダメージがありますね」

(マルコストアー 山川悟史社長)「(鶏肉は)買い上げ点数が高いので、こちらが高くなると売り上げが厳しい。去年の鳥インフルエンザの影響が解消してくるかなという矢先にまた鳥インフルエンザで、ここ数年続いているので、タマゴや鶏肉を昔のようにいつでもお手軽に手に入ることは無くなるのかな」

道によりますと、処分されるニワトリは道内で飼育されている食肉用ニワトリのおよそ3パーセントにあたり、現在のところ、鶏肉やタマゴの流通について大きな影響はないということですが、食卓に直結するだけに今後の影響が注目されています。

03/06(金) 05:00

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