358人が食中毒、4人が死亡 シーズン到来…毒キノコ注意 「症状が出たらすぐ医療機関に」 北海道
秋も深まり本格的なキノコ狩りシーズンが到来。
秋の味覚を楽しむ人も多いのではないでしょうか。
一方で、毒キノコによる食中毒は毎年のように起きていて、道は注意を呼びかけています。
(旭川きのこの会 今野廣会長)「通称・ボリボリ、正式名はナラタケです」
シャキシャキとした食感や、いい出汁が出ることで人気の「ボリボリ」。
山の至るところに秋の味覚が見られます。
2026年に40周年を迎えた「旭川きのこ会」の採取会です。
「ハナイグチ。落葉キノコっていうやつです」
「ヌメリスギタケモドキっていう」
次々とキノコを採る会員のみなさんですが、中にはこんなものもー
「これが有名なベニテングタケです」
下痢や嘔吐のほか、めまいや幻覚などの症状もある毒キノコです。
食用のタマゴタケとよく似ていて、誤食も少なくありません。
見分け方を聞いてみるとー
(旭川きのこの会 今野廣会長)「根元にツボがありますね。つぶつぶがたくさん連なっている。テングタケ科の特徴」
そのほかにも気をつけなければならない毒キノコがー
(記者)「これは?」
(会員)「ベニタケ。あまりキノコを知らない人がむやみやたらに赤いキノコを食べるのはやめておいた方がいい。正確にこれという判定が難しい」
キノコを特定するのはベテランでも難しく、会ではキノコ狩りの後、図鑑などを用いて必ずキノコの特定をしています。
(旭川きのこの会 今野廣会長)「いろんなキノコを集めて名前をつけてキノコの知識を増やす。毒キノコと食用キノコと似ているキノコがあるので、自信があるキノコでないと絶対食べないようにしてほしい」
道内では1989年以降、毒キノコを食べて食中毒を起こした人は358人にのぼり、4人が亡くなっています。
道はホームページ上でハンドブックを公開するなど、食中毒への注意を呼びかけます。
(道・食品衛生課 山田陸さん)「症状が出たらすぐに医療機関を受診してほしい。キノコが残っていたら医師の治療方針に関わるし、道もキノコの判別に助かるので残してほしい。判別できないキノコは採らない・食べない・人にあげない・売らない、この4つを守ってほしい」
キノコ狩りシーズン本番。
食中毒のリスクを避けるには、判別がつかないキノコを持ち帰らないことに尽きるようです。
