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【解説】タクシー運賃の改定 実質的には約50円の値上げ 初乗り値下げも加算距離が短縮 札幌圏

タクシー運賃が12月17日から平均で10%値上げされました。

札幌市と江別市、北広島市、そして石狩市の一部地域のタクシー運賃の改定を整理します。

17日から初乗り運賃は670円から600円へと、見た目上は「値下げ」となりました。

しかし、運賃が加算される距離が1.28キロから1.05キロへ短縮されたため、実質的にはおよそ50円の値上げです。

さらに、迎車料金も200円まで可能だったものが300円まで可能と100円アップ。

加えて、冬の期間に料金を2割増しにできる「冬季割増」も適用可能となりました。

タクシー料金を比較します。

JR札幌駅からすすきのまでのおよそ1.4キロを、迎車料金と冬季割増を含めた場合、これまではおよそ1200円で利用できましたが、17日からはおよそ1600円と400円上がります。

これから忘年会などでタクシーを利用する機会も増えると思いますが、乗車する距離が長ければ長いほど値上げの影響を受けることになります。

12/17(水) 17:10

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