コメ離れで大量の在庫…「去年より1000円以上」店では大幅値下げ “おかわり無料”再開も
コメの価格高騰が続いていましたが、スーパーを取材すると大幅な値下げが始まっていました。
その理由とはー
「ライス、ずっっっと無料です」と書かれた炊飯器を開けると、入っていたのは炊きたてのごはんです。
ごはんを無料で提供しているのは、札幌市東区のラーメン店です。
豚骨醤油スープに鶏の油、中太麺を合わせた横浜発祥の家系ラーメンにはライスがつきもの。
欠かすことができないといいます。
(銀家 東苗穂店 木村健店長)「家系ラーメンといえばライスがつきものだと思うので、お客さまにお腹いっぱいに食べてもらいたい、食べて帰ってもらいたいというところでライスが欠かせない存在です」
平日で1日15キロから20キロのコメを使うため、この店ではコメの価格が高騰した際、一時、ライスを有料にしていました。
しかし、いまはコメの仕入れ価格が下がったことで、再び「無料、おかわり自由」で提供しているといいます。
(銀家 東苗穂店 木村健店長)「コメ騒動の前よりはまだちょっと高いので、同じくらいまで下がればうれしいですね」
コメ値下げの動きはスーパーでもー
札幌市北区のスーパーです。
6月24日からコメの販売価格を大幅に下げました。
例えば、ふっくりんこ5キロで600円、ななつぼし10キロは1030円の値下げです。
その理由はというとー
(マルコストアー 山川悟史社長)「去年とれたコメがまだ大量にある状態なんですよね。ことしの新米が出たときに売ってはいけないというのがあるので、今回はかなり思い切った価格で値下げをすると仕入れ先と話をした」
ホクレンによると、全国的なコメ離れの影響で、令和7年産の道産米の玄米販売数量は6月20日時点で14万1000トンと、2025年の同じ時期の86パーセントしか売れていないということです。
札幌市内の別のスーパーではー
(キテネ食品館 中塚誠社長)「こちらにありますのが5キロのコメ。いま一番よく売れているきらら397で、税抜き2899円。そしてこちら、新潟産のコシヒカリ5キロ。税抜き3299円という価格帯になっていまして、どちらも去年の秋に比べると1000円以上価格が落ちているというのがいまの状況です」
この店では先週末から、ななつぼしよりも仕入れ価格が安い新潟県産コシヒカリに入れ替えたということです。
(買い物客)「おいしいコメをこのぐらいの値段ぐらいで売ってくれると助かります」
(買い物客)「いま住んでいるのは埼玉県なので、埼玉の方は結構安いです。安いものだと1000円ぐらい違います」
コメ離れで在庫が増えたことで販売価格が下落傾向にあるコメ。
店では消費の拡大につながればと期待を寄せています。