「本当によかった」砂川市のハンター男性が会見 猟銃訴訟で最高裁が来年2月に弁論
砂川市のハンターの男性が猟銃を所持する許可を取り消されたのは違法だとして、道を訴えた裁判で、最高裁が来年2月に弁論を開くことを決めました。
原告の男性は最高裁での審理に期待を寄せています。
(猟友会砂川支部長ハンター 池上治男さん)「高裁の判決が全国のハンターの 足かせになった。最高裁で審議してもらえるとい うことで本当によかった」
砂川市のハンター・池上治男さんは2018年、ヒグマ駆除のため発砲したところ周辺の民家に銃弾が当たる恐れがあったことを理由に銃の所持許可が取り消されたのは不当だとして、道に処分の撤回を求めています。
1審の札幌地裁は池上さんの訴えを認めましたが、2審の札幌高裁は一転、処分は適法だとして池上さんを逆転敗訴としました。
池上さんは上告していて、最高裁は当事者双方から意見をきく弁論を開くことを決めました。
(原告代理人 中村憲昭弁護士)「控訴審判決が破棄される可能性が高まった。最高裁まで行ったので単なる北海道の問題ではなく全国的な問題だと思う」
最高裁が、結論を変えるのに必要な手続きである弁論を開くことを決めたことから、池上さんが敗訴した判決が見直される可能性があります。
12/24(水) 07:08