川口被告に「お金おろしてきて」と言われた 被告人らの関係性は…川村葉音被告が証人として出廷 江別
北海道江別市で2024年10月、男子大学生が男女6人から集団暴行をうけ死亡した事件で、強盗致死などの罪で起訴された川口侑斗被告ら2人の裁判が開かれ、川村葉音被告が証人として出廷しました。
起訴状などによりますと、川口被告と当時17歳の少年の2人は、長谷さんと交際していた八木原亜麻被告や川村葉音被告らと共謀し、2024年10月、江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)に暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。
7月14日に開かれた裁判では、検察側の証人として、共犯の川村葉音被告が出廷しました。
川村被告は自身の裁判で、札幌地裁から懲役30年を言い渡されていて、検察と本人が控訴をしています。
弁護側からの質問に…「川口被告はリーダー的な人」
Q.川口被告との関係は対等?
A.対等という言葉が分からない…(弁護人から説明を受けて)私が、川口被告に思ったことが言いづらいです。
Q.川口被告と一緒に遊んでいて楽しかった?
A.はい。
Q.川口被告はどんな存在?
A.リーダー的な人。どこに行くとかを決める中心人物的存在。
Q.事件後にATMでお金をおろすことになった経緯は?
A.川口被告に「おろしてきて」と言われて、私も少年も滝沢受刑者も「さすがに無理」と言ったら、川口被告が「じゃあみんなで行くべ」となった。
再度、検察からの質問
Q.川口被告との関係で言いづらいというのは、例えばどんなこと?
A.よく行くラーメン店の匂いが嫌いで行きたくなかったけど、断れなかった。言いづらかった。
Q.暴行の回数は?
A.全員合わせて100回以上。川口被告は50~60回くらい。少年は60~70回くらい。
この裁判は2人とも起訴内容を認めていて、量刑が争点となっています。
検察は「金品を要求してからの暴行は長時間に及ぶ圧倒的で執拗なもので酌量の余地はない」と主張。
弁護側も起訴内容は争わないとしつつも、少年の弁護側は暴行に同調しなければならない心理状態にあったとし、その理由として、少年の生育環境に起因する認知傾向を挙げました。
全部で11回開かれる裁判では被告人質問や証人尋問などが行われ、判決は8月7日に言い渡される予定です。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。
