爆発した住宅は跡形もなく…130m離れた住宅でも被害 専門家「ガスが漏れて爆発の可能性」指摘
2月9日午前5時ごろ。
札幌市手稲区の住宅街に爆発音が響きます。
早朝に住宅街で燃え上がる炎。
住宅があったと思われる場所は跡形もなく崩れています。
午前5時ごろ、札幌市手稲区西宮の沢2条3丁目で爆発音がしたという旨の通報が相次ぎました。
(近所の人)「ドーンという感じで。最初何かなって地震かなと思った。家の形がまったくないからびっくりした」
焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかったほか、火元の家と隣の家の住人あわせて4人がけがをしました。
警察によりますと、火元の家には当時、60代の夫婦と20代の娘がいて、このうち60代の妻と連絡が取れていないということで、遺体は妻とみて確認を進めています。
現場はJR発寒駅と稲積公園駅からほど近い住宅街です。
2年前の映像では確認できた2階建ての住宅が…
火災後には跡形もなくなっていました。
さらに、被害は周辺でもー
40メートル離れた住宅では建物の窓ガラスが割れていました。
赤い範囲がSTVの取材で被害が確認できた場所です。
最も遠くでは130メートルも離れた住宅でガラスが割れるなどの被害がありました。
(向山記者)「爆発のあった家から数十メートルほどの建物でも窓ガラスが割れるなどの被害が出ています」
アパートの窓から見える炎。
衝撃で窓ガラスが割れ、室内のいたるところにガラスが散乱していました。
(家に住む人)「割れたガラスです。地震みたいにバーンって、そこまでバラバラ散らばっていた」
出火当時、「ガス臭がある」という消防通報もありました。
専門家は「ガス漏れによる爆発」の可能性を指摘します。
(元東京消防庁麻布消防署長 坂口隆夫さん)「カセットコンロのカセットボンベ1本程度が破裂爆発した程度では、これほど被害は大きくならないと思います。やはり使用していたガス、器具あるいはガス配管からガスが漏れて、何らかの火種があって着火して爆発した。その可能性が非常に高いのかなと思います」
住宅街で発生した今回の爆発。
警察などが出火原因と被害の状況を調べています。
改めて爆発の現場周辺を見てみますと、JR発寒駅とJR稲積公園駅の間にある住宅街の一角で発生しました。
爆発があった住宅では、焼け跡から性別不明の遺体が見つかったほか、その家に住む60代男性、20代女性がけがをして搬送されています。
さらに、火は延焼し、隣の家の住人2人(60代女性・20代女性)がけがをしました。
いずれも意識はあるということです。