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売上の半分が“平成グッズ” 厚底やルーズソックス…令和に再注目の平成レトロ 子どもから親世代まで魅了 北海道

たまごっちに厚底・ルーズソックス、平成の時代に流行したものが令和のいま、再び注目されています。

子どもから親世代まで魅了する「平成レトロ」。

ブームの理由を探りました。

再びブーム到来!育成型のおもちゃ「たまごっち」

(子ども)「楽しい!」

(子ども)「めちゃくちゃかわいいのがいっぱいあって、すごく楽しいです」

(子ども)「これ、たまごっち」

サッポロファクトリーで開催されている「大たまごっち展」。

最新型の「たまごっち」やグッズが展示され、幅広い世代の人でにぎわっています。

(子どもと来場した人)「懐かしいなと思う気持ちもあるので、一緒に楽しめたらいいかなと」

1996年・平成8年に発売された育成型のおもちゃ「たまごっち」。

女子高校生を中心に大ブームを巻き起こし、まちなかに買い求める行列ができるほど社会現象となりました。

歴代のたまごっちが並ぶコーナーで熱心に写真を撮る女性がいました。

(たまごっちファン)「かばんの中のものとこれ全部まめっちです。服もまめっちでネイルしてきました」

根っからのたまごっちファンです!

自宅には数えきれないほどのたまごっちグッズを飾っています。

(たまごっちファン)「大人買いです。小学生のときは絶対こんなことできなかったです。小学生の頃にたまごっちに熱中していて、好きだったものが今またこの歳になってきましたね」

誕生から30年、かつて子どもだった世代が大人になり、子どもと一緒に楽しむなど再びブームとなっているのです。

(親子でファンの人)「今またブームが来て、また子どもと一緒に好きになった。子どものときはそんなにお金も持っていなかったので、大人になってハマっている」

(バンダイ 東真理奈さん)「平成に自分たちが楽しんだ思い出をまた大人になっても楽しめる、その恩恵を受けている、リバイバルの恩恵がたまごっちはすごくあると思います」

つけまバサバサ、ルーズソックス “平成ファッション”がロングブームに

再び注目される「平成レトロ」。

若者たちに聞いてみると…

(平成19年生まれ)「平成ギャルメイク。つけまバサバサにするのは平成っぽいと思う」

(平成初期生まれ)「ケータイにキーホルダーをいっぱいつけるとか。まわってきて平成ファッションが流行っているって」

中でも目に付いたのが、厚底の靴。

こちらにも、こちらも厚底です!

(平成20年生まれ)「厚底5センチくらい。厚底とかルーズソックスとか平成に流行ったものがもう1回来ているなって思います」

(平成10年生まれ)「15センチくらい。けっこう前から流行っています。ロングブームだと思います」

厚底といえば、そう、平成初期に流行した「アムラー」ファッション。

厚底ブーツにミニスカート、ルーズソックスの若者たちが街にあふれていました。

流行に敏感な学生が通う美容専門学校です。

ネイルアートの授業中、机の下に目を向けると…やはり厚底の靴。

令和の最先端を行く学生たちに、再び流行しているものを聞いてみました。

(学生)「これ。ショーパンで、短めのショーパンにキャミソールみたいな。ちょいギャル、アムラーみたいな」

(学生)「ポチャッコの靴下。こういう背景が平成レトロっぽい。ゼブラ柄とかヒョウ柄とか最近多い」

(学生)「ルーズソックスとクロックスにアクセサリーをいっぱいつけるのが流行っています。自分が小学生のときに流行っていたものが今流行っている」

ほかにもスカート付きや裾が広がっているパンツなど、平成時代に流行したファッションが再びブームとなっていました。

一体、何が若者の心をつかんでいるのでしょうか。

(学生)「昭和とは違う平成のギャルさとかが人気」

(学生)「今より周りの目を気にしないではっちゃけていたりすると良いなって。SNSないし」

平成を「体験したことがない」から懐かしさもない!

専門学校生の湊谷恋さんの家を訪ねました。

見せてくれたのはー

(湊谷恋さん)「平成レトロ風に撮れるデジカメが売っていて、それを買いました。ほかはシール帳があります。これも平成レトロが流行っているから、ガラケーだと思います」

(長南記者)「ガラケーを使ったことはある?」

(湊谷恋さん)「使ったことはないです」

平成に流行っていたシール帳やデジタルカメラ、インスタントカメラがずらり。

湊谷さんが趣味にしている写真撮影に同行させてもらいました。

デジカメで撮っているのはバラの花。

(湊谷恋さん)「ちょっとぼやける感じ。境目があわい、ゆるい感じの写真。色合いもあせている感じが平成っぽいなと思います」

日付も入ったこの質感が「平成レトロ風」なんだとか。

(湊谷恋さん)「良さが違いますよね。花本来の良さが出せるのがこっちで、花に風情を持たせるのがこっちかなって」

なぜ「昭和」ではなく「平成」が人気なのか。

平成文化の専門家は…

(平成文化研究家 山下メロさん)「昭和レトロは全く体験したことがないから懐かしさもないという世代も増えています。その上、平成はネットもあるし個々のコンテンツがすごい勢いでまだまだいろんなものが振り返る要素として残されているので終わりがない。枯渇しない」

売上の半分が「平成グッズ」子どもも大人も魅了

実際こちらの店でもー

(長南記者)「札幌市白石区のレトロ専門店です。一角が平成コーナーとなっていて、一世を風靡したキャラクターや懐かしのグッズが所狭しと並んでいます」

ブームを背景に、2025年から「平成コーナー」を設けました。

(ルプスタ 森山加亜奈店主)「小学生とかに人気なのはつけ爪とかハイビスカス、雑誌とかギャルブームでこのコスメとかこの一角がすごく人気です」

(長南記者)「平成のギャルになりたいと?」

(ルプスタ 森山加亜奈店主)「そうですね、つけまつげとか」

人気キャラクターのグッズも店頭に並べる前に売れてしまうといいます。

(ルプスタ 森山加亜奈店主)「これですね、キティの布なんですよ。7000円90年代の。出して1秒くらいで売れました」

今では売上のおよそ半分が平成グッズだということです。

(ルプスタ 森山加亜奈店主)「こんなにお客様が日々来てくれると思わなかった。(平成レトロ人気は)上がっていくんじゃないですかね。外国の人とかも買われたりするので」

子どもも大人も魅了する「平成レトロ」。

流行が次々と生まれた時代だからこそ、その人気は今後も続きそうです。

06/28(日) 06:42

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