北海道大荒れ 最大瞬間風速が20メートル 24時間降雪量は多いところで80センチ 厳重な警戒を
北海道内は急速に発達している低気圧が北海道を通過している影響で、きょうは大荒れの天気になっています。
きのう午後から本格的に雪が降り始めた帯広市です。除雪車が作業に追われていました。
暴風雪と大雪の警報が出ている釧路市は大荒れで視界がきかない状態に。
道内はきょう急速に発達した低気圧が通過する影響で、きょう午後6時までの24時間降雪量は多いところでオホーツク海側で80センチなどと予想されています。
風や波にも警戒が必要で、きょうにかけて太平洋東部では陸上の最大瞬間風速が20メートル、波の予想は7メートルの見込みです。
この影響で根室市や北見市、網走市の小中学校などがきょう臨時休校を決めています
交通にも影響が出ていて新千歳空港ではきのう、160便が欠航しました。
この影響で空港内にはおよそ300人の乗客がとどまり、空港職員から床に敷くマットや寝袋を受け取り、一夜を明かしました。
(音更町の乗客)「帯広行けなくて、日勝峠から通行止めで戻ってきた。大変でした」
JR北海道ではきのう石勝線などの一部区間で運転を見合わせていて特急など61本が運休したほか、きょうも特急など77本が運休する予定です。
道内はきょう夕方まで大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害などに厳重な警戒が必要です。
12/15(月) 05:29