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男性職員は“仕事熱心”「妻は東京に行った」旭山動物園に遺体遺棄か 専門家は事件化の難しさ指摘

北海道・旭山動物園の焼却炉に妻の遺体を遺棄したとして任意の聴取を受けている男性職員が、「妻は東京に行ったからいない」などと周囲に説明していたことがわかりました。

2人の間に何があったのでしょうか。

(山本記者)「捜査員が続々と男性の家の中へ入っていきます」

男性の自宅には27日も複数の捜査員がー

警察は26日に続いて、旭山動物園に勤務する30代の男性職員の自宅に家宅捜索に入りました。

事態が明るみになったのは24日。

(佐々木カメラマン)「現場となった焼却炉でしょうか。煙突が確認できます」

男性はこれまでに「動物園の焼却炉に妻の遺体を遺棄した」という趣旨の話をしていて、殺害についてもほのめかしているということです。

男性の妻と連絡がつかなくなったのが3月下旬ごろ。

近くに住む人によりますと、男性は「妻は東京に行ったからいない」などと説明していたといいます。

(近隣住民)「4月7日にご飯を届けた。母さん(妻は)どうしたのって言ったら、東京に行ったと私に言うから。その1週間後に、嘘ついてるんじゃないの?入院してるんじゃないの?って言ったら、入院してないよって言うから。違和感はあったね」

(近隣住民)「2人で仲良く(川の)堤防に行ったり」

(記者)「4月に入ってからは?」

(近隣住民)「一回も見ていないです」

これまでの取材で、男性が妻に対し危害を予告するような言動をしていたとみられることがわかっています。

さらに男性は、「残らないよう燃やし尽くしてやる」などと脅していたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。

一方、夫婦に関する警察への相談歴は現時点で確認されていないということです。

男性と妻との間に何があったのでしょうかー

男性職員を知る人はー

(男性職員を知る人)「仕事熱心な方で、先の展望なども考えていた。6年前には結婚していましたね。夫婦の間ではあまり会話がないと聞いていた」

警察は男性の供述をもとに園内を捜索していますが、妻の遺体は見つかっていません。

専門家は、今後も慎重な捜査が続くと指摘します。

(元埼玉県警捜査一課 佐々木成三さん)「(男性の)供述だけで事件化は難しい。供述だけで有罪にできないと憲法上の規定がある。焼却炉だと動物の骨と人体の骨が混ざっている可能性があるので、人体の骨を一つずつ精査して鑑定していると思う。この事件を立証するハードルはとても高いものになると思うので、慎重さもかなり必要」

先週末には園内で使用している車なども押収していて、警察は引き続き園内や男性の関係先を慎重に調べています。

04/27(月) 19:16

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