自転車の「放置禁止区域」初めてすすきのエリアに拡大 禁止区域内に無料の駐輪場も…9月1日から
札幌市が規制を強化する放置自転車。
これまで対象外だったすすきのエリアの一部も、9月1日から撤去の対象となります。
背景にあるのは「歩道の混雑」です。
札幌の歓楽街・すすきのにずらりと並ぶ自転車。
なかには駐輪場をはみ出して停めているものも。
(大森記者)「自転車が歩道にはみ出しているので、歩行者が自転車をかわしながら歩いています」
自転車によって歩道は狭まり、歩行者の妨げになっていました。
(自転車誘導員)「午後4時半くらいから、飲食店に勤めている方がいるので自転車を置いている場合が多い」
8月31日も市の担当者に同行してもらい、すすきのエリアの現状を確認するとー
(札幌市自転車対策担当課 坂本新太郎さん)「こういった柵の外側に停まっている自転車は、駐輪場の外になりますので、即時撤去の対象になります。去年の秋の調査で、すすきのの駅前通に関しては、330台ほどの乗り入れ(放置自転車)があった」
観光客の増加で歩道が混雑しているほか、放置自転車によって景観が損なわれているという意見も…
こうした問題を受け、9月1日から自転車などの「放置禁止区域」が初めてすすきのエリアに拡大されます。
対象となる禁止区域は、札幌駅前通りの南4条~6条の区間です。
すでに「駐輪禁止」の看板が設置されるなど、準備が進められていました。
この区域で放置された自転車は即時撤去の対象となり、引き取り費用は自転車3000円、原動機付き自転車は5000円となっています。
一方で、禁止区域には無料の駐輪場が6か所あります。
白線が引かれ、柵が設置された場所に正しく停めれば、撤去の対象にはなりません。
(札幌市自転車対策担当課 坂本新太郎さん)「完全に自転車を排除するということではなくて、まずは整然と並んでいる駐輪状況を目指すということで、今回こういった取り組みをした」
(自転車利用者)「もう少し(駐輪場が)広かったらいいなと思う。どんどん無料の駐輪場がなくなっているので」
(自転車利用者)「これだけ観光客もいるから、周りがマナーを守れば、きれいなマチになるかな」
混雑するすすきのの景色は変わるのか。
ルールの周知とともに利用者のマナー向上が求められます。
