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【重大インシデント】右側プロペラエンジン停止し緊急着陸 じつは左側も一時的に推力低下していた

丘珠空港から秋田空港に向かっていた北海道エアシステムの旅客機が離陸直後に右側のプロペラが停止し函館空港に緊急着陸したトラブルで、左側エンジンの推力も一時的に低下していていたことがわかりました。

緊急着陸したのは、札幌市の丘珠空港発ー秋田空港行きのJAL2823便(HAC運航便)です。北海道エアシステムによりますと、JAL2823便は離陸後にトラブルが起き、右側のプロペラエンジンが停止したということです。

丘珠空港に引き返そうとしましたが、天候の影響で、午後1時半ごろ、函館空港に緊急着陸しました。

乗客乗員26人にけがはありませんでした。

北海道エアシステムは雪がエンジンに付着し、凍った可能性もあるとみて原因を調べていますが、国土交通省のその後の調べで、左側のエンジンの推力も一時的に低下していたことが判明しました。

国土交通省は重大な事故につながりかねない「重大インシデント」に認定し、あす以降、運輸安全員会の調査官を現地に派遣し詳しい調査をすすめることにしています。

12/13(土) 15:01

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