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酪農業「岡田牧場」が破産開始決定 負債3億2000万円 飼料高騰や設備負担重く 東京商工リサーチ

東京商工リサーチによりますと、北海道広尾町の酪農業「有限会社岡田牧場」が、2026年10月28日に釧路地裁帯広支部から破産開始決定を受けたことが分かりました。

負債総額は債権者7名に対して約3億2000万円に上り、その大半が金融債とみられています。

同社は1945年頃に入植して酪農業を始めたことにルーツを持ち、地域の発展とともに規模を拡大してきました。

1997年1月に資本金300万円で法人へと改組。

乳牛であるホルスタイン種約120頭を飼養して生乳の生産を手がけていました。

2022年には、作業の省力化や生産効率の向上を目指して搾乳を行うパーラー設備を新たに導入しましたが、多額の投資が重い負担となってのしかかりました。

さらに、飼料価格の急激な高騰が直撃したほか、生乳需給の不均衡に伴う生産調整も重なり、思うような売上や利益を確保できない状況が続き、業績は低迷を余儀なくされました。

2023年12月期は売上高7930万円に対し684万円の最終赤字、2024年12月期は売上高8490万円に対して最終赤字は1840万円に拡大。

2025年12月期には売上高が1億700万円と1億円台に乗せたものの、560万円の最終赤字となり、約2300万円の債務超過に陥っていました。

今期に入ってもコスト高などの逆風が続くなかで業況の改善を見通すことができず、これ以上の事業継続は困難と判断し、法的手続きに至ったということです。

 

11/06(金) 12:20

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