来年春の札幌市長選 あす自民党札連が最終選考会 「白票が有効」過半数で“適任者なし”に
2027年春の札幌市長選挙をめぐり、自民党札幌市支部連合会は9月12日、候補者を選ぶ最終選考会を開きます。
しかし、選考委員による投票は「白票が有効」とされ、候補者が決まるかどうか不透明な状況です。
札幌市議会議員の伴良隆さんです。
9月6日、北区の祭り会場であいさつ回りをしていました。
(支援者)「頑張って。心配しているから」
(伴良隆さん)「心配でしょ」
(支援者)「そうだよ、頼む。頑張ろうと言ってもだめだもんね。相手が決めることだからさ」
支援者が心配するのはー
12日、自民党札連が開催する札幌市長選に向けた候補者の最終選考会です。
当初、選考には伴さんを含め3人が応募していました。
しかし、国会議員の推薦を受けていた現職の衆議院議員・今洋佑さんが8月に辞退。
残ったのは伴さんと同じく市議の藤田稔人さんで、27人の委員の投票により、過半数を得た方が候補者に選ばれます。
ただ…
選考委員会は白票を有効と認め、過半数となった場合は「適任者なし」とされ、候補者は選ばれません。
選考委員長を務める中川総務会長は、白票を有効と認める理由についてー
(中川賢一総務会長)「選考委員にいろいろな選択肢を提供するべきだと、当初(選考開始前)から判断していた」
(伴良隆さん)「選考方法は皆さまの合議で決めていくこと。その中に従って、私自身が精いっぱい訴えるものを訴えて判断を待ちたい」
11日、白石神社の例大祭に参加していたもう一人の候補者である藤田さん。
白票を有効とする選考方法について聞いてみるとー
Q.白票を認めることについて
(藤田稔人さん)「全く気にしていません。僕のことをよく知る方が選考委員ですので、市長選に臨みたいという思いが伝われば」
専門家は選考の一連の流れについてこう指摘します。
(北海道文教大学 宮本融教授)「自民党としてこの2人から決めてしまうことに逡巡があるんだろう。どちらかに決める、時間がないとあれば白票を外して多数決で決めればよいので」
市長選を巡っては、IT関連企業を経営する入澤拓也さんと、前衆議院議員の荒井優さんがすでに立候補を表明しています。
196万人のリーダーを決める札幌市長選に向けて、自民党札連が12日に候補者を決めることができるのかが注目されます。
