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JR北海道 作業員2人が“ルール違反” 列車の見張り業務に専念せず踏切の除雪作業に加わる 

JR北海道は、列車の見張り員2人が社内ルールに違反して業務に専念せず、踏切の除雪作業に加わっていたことを明らかにしました。

JR北海道によりますと、保線所の作業員5人は、2025年11月18日午前10時ごろから、室蘭線の栗丘駅と栗沢駅の間にある3か所の踏切で除雪作業を行いました。

このうち、2人はそれぞれ列車の進入を監視する見張り員でしたが、見張りに専念せず、他の3人と一緒に除雪作業に加わっていたということです。

その後、JR北海道の社員が、国土交通省の改善指示などを受けて導入したウェアラブルカメラの映像を確認したところ、今回のルール違反が発覚。JR北海道は今月に入って、ルール違反の内容などを北海道運輸局へ報告しました。

JR北海道によりますと、現場の踏切には警報機と遮断機が設置されていて、警報が作動すれば列車の接近を把握できる状況だったということです。

また、現場の踏切を通過する次の列車まで3時間ほどあったということで、作業員や列車の安全に直ちに影響する状況ではなかったとしています。

JR北海道は「工務関係の全職場と情報共有するとともに、全職場で職場内議論を行うことで、ルールを守ることの重要性について指導した」と話しています。

12/13(土) 13:30

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