“経済振興など一定のめど” 秋元市長が4選不出馬の意向 中道・荒井氏「身の振り方考えている」
札幌市の秋元克広市長が、2027年春の市長選挙に出馬しない意向を固めたことが分かりました。
秋元市長は6月12日に会見を開き、明言を避ける一方、「3期12年は節目だと思っている」との見方を示しました。
午前10時、急きょ会見を開いた札幌市の秋元市長。
その内容は2027年春の市長選挙に関するものでした。
(秋元克広市長)「自ら続けていくのがいいのか誰かにバトンタッチした方がいいのか、熟慮しつつ最終的な判断をする」
会見では進退について明言しなかった秋元市長ですが、関係者によりますと、2025年から、2027年春の市長選に出馬しない意向を周囲に伝えていたということです。
(秋元克広市長)「今後の市長は10年以上やれる人でなければいけない。70歳を超えるような人が続けるべきではない」
秋元市長は現在70歳。
3期目で、力を入れてきた経済振興などの施策に一定のめどがついたことが、出馬しない理由の一つだとみられています。
さらに、会見の中では一般論としたうえでこうコメントしていました。
(秋元克広市長)「3期12年は首長としての一つの区切りと考えている。然るべき人物に、託せる人物が出てきたときにはバトンタッチをしていきたい」
秋元市長が3期限りで退任する意向を固めたことについて、札幌市民からはー
(札幌市民)「残念だね、もうちょっとやってほしいけどね」
(札幌市民)「いろいろ市民の声を聞くことをウリにしていたがそれを感じなかった」
(札幌市民)「いい意味でも悪い意味でも普通というかニュートラルな中立な施策をしていたと感じる」
2027年春の市長選をめぐって唯一、候補者として名前が挙がっていた中道改革連合の荒井優・前衆議院議員。
市長選への出馬について問われるとー
(中道改革連合 荒井優氏)「衆院選が終わって4か月経っているので、身の振り方はいろいろ考えている。ずっと応援してくれる人もいるので、いろんな人たちに相談しながら(検討する)」
出馬について明言はしませんでしたが、今後の選択肢の一つとして検討しているといいます。
札幌市議会の最大会派・自民党は独自候補の擁立を検討していて、遅くとも12月までには決めたいとしています。
一方、民主市民連合は秋元市長が進退について明言していないため、候補者を検討する段階にないとしています。
2027年春にむけて今後、秋元市長の後継者をめぐった動きが活発化しそうです。