イワシの群れが原因か?トラウトサーモン大量死 水中の酸素濃度は通常の半分以下に…上ノ国町
北海道上ノ国町の漁港で2025年12月17日、トラウトサーモンが大量に死んでいるのが見つかりました。
17日午前7時ごろ、漁協から「マイワシの群れが入って、サーモンが死んでいるかもしれない」と上ノ国町に連絡がありました。
町によりますと、11月20日にいけすに入れたトラウトサーモンの稚魚およそ5000匹が死んだということです。
いけすの網にはイワシが引っかかっているのも確認されました。
道総研などの調査では、水中の酸素濃度が通常の半分以下に低下していて、これが原因でトラウトサーモンの稚魚が大量死した可能性があるということです。
イワシは産業廃棄物として回収され、飼料向けに出荷されるということです。
また、せたな町の久遠漁港でも12月14日、トラウトサーモン6600匹が死んでいるのが見つかりました。
周辺ではマイワシおよそ760キロも死んでいたことから、マイワシが漁港に入ったことによる酸欠が原因とみられています。
12/19(金) 20:45