識者も期待「利用者の声を聞くノウハウも持っている」ファイターズS&Eが道立施設管理へ
ファイターズスポーツ&エンターテイメントは、道立の「北海きたえーる」か「真駒内公園」の管理運営に名乗りを上げました。
道の財政負担をゼロに近づけたいとしています。
ファイターズスポーツ&エンターテイメントは6月4日に会見を開き、「ある取り組み」に意欲を示しました。
(ファイターズスポーツ&エンターテイメント 伊藤直也執行役員)「北海道の皆さまがスポーツを楽しめる環境づくりを支えるために、北海きたえーるまたは真駒内公園の指定管理事業への参画を検討することを表明致します」
明らかにしたのは公共施設の管理・運営事業です。
公共施設の管理を民間企業が担うことで、企業がもっているノウハウを活用し、サービス向上を目指します。
ファイターズスポーツ&エンターテイメントは、道立の2つの施設のうちどちらか一つについて、来年度から指定管理に参画したい考えを発表しました。
(北本アナウンサー)「ファイターズならこれらの施設をこうできるという具体的なイメージはありますか?」
(ファイターズスポーツ&エンターテイメント 伊藤直也執行役員)「地域の方が自然と集まってくる場所づくりにぜひ取り組みたい。もともとFビレッジ・エスコンフィールドもそのような思想でつくられている。試合がない日も開いているし、いろいろな人が訪れて好きな時間を過ごしてもらっている、そんなことをぜひやってみたい」
スポンサーを募り、道の財政負担をゼロに近づけたい考えですが、二つの公共施設を選んだその理由はー
(北本アナウンサー)「候補に挙がっている北海きたえーるです。この場所はすぐ隣に地下鉄の豊平公園駅があります。都会の中のアクセスの良さ、これもファイターズが魅力に感じているということです」
交通アクセスの良さです。
加えて球団の本拠地との距離も重要視したといいます。
(ファイターズスポーツ&エンターテイメント 伊藤直也執行役員)「エスコンフィールドから比較的近接しているエリアであることを考えていました」
道によりますと、現在、指定管理者制度を導入している道立施設は39あります。
このうち旧赤レンガ庁舎ではー
2025年4月から民間の会社でつくる団体が管理者になりました。
新たに飲食スペースなどが設けられたほか、八角塔の内部が公開され、初めて立入可能になりました。
その結果、来館者が8か月で当初予測の46万人を上回る50万人を達成するなど、人気は上々だといいます。
専門家はファイターズ側の今回の判断を画期的だと評価します。
(桜美林大学 小林至教授)「なかなか現実化しなかったのをいよいよ具現化したというのは、すごいなと思っています。利用者の声を聞くノウハウも持っていると思うんですね。利用者のニーズをとらえた運営ができるのではないかと。より充実した飲食やアップグレードされた施設を楽しめるということになるのではないか」
公共施設の運営という新たな取り組みに向けて意欲を示したファイターズスポーツ&エンターテイメント。
その挑戦に道民の期待が高まりそうです。