札幌・西警察署は2025年12月30日、札幌市中央区に住む50代の男性がSNS型投資詐欺の被害にあったと発表しました。

男性は2025年9月7日、インスタグラムで「優良銘柄をお伝えします」などという広告を見つけ、接触後に招待されたLINEグループで犯人らと連絡を取り合うようになりました。

そこで「必ず利益が出る」などと持ち掛けられ、男性は10月からあわせて25回にわたって、株の売買にかかるデイトレード資金名目などで合計約7120万円を指定された口座に振り込み、騙し取られたということです。

男性が損益を確認していた画面では利益が出ているように表示されていたため、12月26日男性が出金しようとしたところ、「資金が凍結されている」などと表示されました。

その凍結解除名目で現金を振り込んだ後も、再びほかの名目での入金を求められたため、詐欺だと気づき男性が警察に相談して事件が発覚しました。

警察は、SNSなどで投資名目で高額の振り込みを求められた場合は詐欺の可能性が高いとして、すぐに振り込まずに警察に相談するよう注意を求めています。