北斗地区以外12か所で再開へ 日本エコロジーが市に届け出 鈴木知事「悪質性ある」釧路メガソーラー
北海道・釧路湿原国立公園周辺で問題となっているメガソーラー建設を受け、鈴木知事は12月1日、環境相に規制の強化について、早急な検討を求めました。
釧路市北斗地区で問題となっているメガソーラー建設を受け、鈴木知事は1日、石原環境相を訪問し、太陽光発電の規制強化について早急な検討を求めました。
(石原環境相)「スピード感を持って取り組んでいきたい」
(鈴木知事)「悪質性がある、極めて遺憾。地域と共生できないメガソーラー、太陽光発電は望まない」
日本エコロジーによる釧路市北斗地区のメガソーラー建設では、9月から3つの法令違反が発覚し、市内複数か所あるほかの計画も同時に一時中断しています。
しかし、新たな動きがー
これはSTVが釧路市に情報開示請求を行い、入手した変更届け出書です。
これによると、日本エコロジーは北斗地区以外の12か所での太陽光発電事業について、1日から順次再開する予定となっています。
そのうち8か所は希少生物の再調査が求められていますが、その要請には応じない姿勢です。
(釧路市 鶴間秀典市長)「ほかに例を見ない事案で極めて残念」
釧路市は調査が不十分のまま着工に踏み切るのは異例としています。
しかし、その工事を止める法律がないのが現状です。
12/01(月) 19:43