「1万円から5千円に」減額する人も…物価高でお年玉事情に異変 "手に届きやすい"商品が人気
お正月にもらったお年玉をどう使おうか悩んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。
2026年のお年玉事情を取材しました。
札幌の中心部にある家電量販店のゲームコーナーは子ども連れで賑わっていました。
そんな中、お年玉が入ったポチ袋を手にした中学生を見つけました。
(中学生)「お年玉です。ゲームとか買いたいです」
お目当てはゲームのソフト。
店内を見ていると…
(中学生)「これですかね。8530円。買うわ」
(母親)「お年玉から払うの?」
(中学生)「うん、買っちゃう!」
軽い足取りで会計に向かいますが、ハプニングがー
(中学生)「母ちゃん、これ足りるかな。財布のなかにあるお金使うかも。これ足りない!」
父親からはお年玉として7000円をもらっていましたが、ゲームの代金には足りず…
急遽、自分の財布からお小遣いを追加して無事、買う事ができました。
実はゲームのソフトは半導体不足などにより値段が上がっています。
2025年に発売された「ニンテンドースイッチ2」では、ソフトの値段が以前の商品より2000円ほど高いものの、店の売上個数は2025年の同時期に比べ1.3倍になっているといいます。
(ヨドバシカメラマルチメディア札幌 山石大嗣さん)「幅広い年齢でできるので。従来は子どもだけでやることが多かったんですが、今は家族で一緒にできる。限られたお金でも買う価値は話題作りという部分ではありますね」
物価高で苦しい家計から捻出するお年玉。
2026年のお年玉事情はというと?
(母親)「この物価高もあるし、大変なんでちょっとすいませんって感じで下げさせてもらいました。(去年)1万円から(今年)5000円です」
(高校生)「(お年玉の金額は)上がらないです。もっとほしいです。1回のごはんで1000円超えちゃうから」
(母親)「(お年玉は)小学生の年齢かける千円。せっかくお祝いごとなので変えないで頑張っています」
聞いてみるとさまざまな試行錯誤がありましたが、調査会社によりますと、2026年はお年玉の値上げをしない人が8割を占めるといいます。
こうしたお年玉事情を受け、百貨店ではとあるものが人気だといいます。
(リファ 横山伸哉チーフ)「リファといえば思い浮かべるのはドライヤーやアイロンだと思うんですけれど、このお年玉シーズンはブラシやコームが人気となっています」
こういったこだわりのヘアケア商品は、この店のドライヤーの10分の1ほどの値段で購入できるとあって、限られたお年玉でも手に届くと小学生や中高生に人気です。
売り切れとなっている商品も多いといいます。
(長南記者)「指通りもよくなって静電気も起きていない気がします」
(リファ 横山伸哉チーフ)「手に届きやすい単価のなかでもしっかりと髪をいたわってくれるというのが人気に繋がっていると思います」
さらに、買い求めやすい価格ということでスイーツも注目です。
特に年明けは、通常のケーキよりイチゴをたくさん使ったショートケーキなど、普段より高級なものが人気になっているといいます。
(きのとや 大丸店 太平千恵店長)「お子様連れのご家族がすごく多くいらっしゃいます。もしかしたらお年玉を使ってご購入している人もいるのかなという印象です」
ちょっと厳しい2026年のお年玉事情。
限られた金額の中でやりくりする体験も思い出になるかもしれません。