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過去2回は大接戦の4区 5度目の“因縁対決”5区 日本一広い選挙区12区 真冬の選挙戦終盤に密着

終盤に入った真冬の選挙戦。

激戦となっている選挙区の戦いを紹介します。

過去2回の対決はいずれも大接戦だった北海道4区は、4人が立候補し混戦模様となっています。

道4区 自民党・中村裕之候補

公示日の翌日、札幌のJR手稲駅前は大勢の人で埋め尽くされていました。

(応援に来た人)「高市さんに会えるというので応援しに来ました」

(応援に来た人)「娘とシールペタペタ貼って作りました」

歓声に手を振って応える高市首相。

4区の自民党・中村裕之さんの応援に駆けつけました。

(高市首相)「ずっと長い間、責任ある積極財政が必要だと訴えてきた大ボスが中村裕之さんです」

前回、比例で復活当選した中村さん。

自公連立の解消で“公明票”の行方が不透明な中、高市首相の側近としてアピールします。

(中村裕之さん)「高市さんのそばで責任ある積極財政を推進するアクセル役として支えていきたい」

道4区 中道改革連合・大築紅葉候補

前回、中村さんを破り当選した大築紅葉さんです。

空をモチーフにした新しいポスターに貼り替えていました。

(大築紅葉さん)「空は右も左も上も下もないから中道にしたんです」

とはいえ、直前での新党結成にはとまどいもー

(大築紅葉さん)「もう少し国民の理解を得ながら進められたらと思いますけど…とはいえ、(解散総選挙)売られたけんかは買います」

テレビ局の政治部記者としてのキャリアを持つ大築さん。

(中道 枝野幸男さん)「北海道が大好きで、ふるさとが大好きで、暮らしの声を取材してポイントをつかむ力がある、それを実行する力がある」

真冬の選挙戦でも直接足を運んで有権者の声を聞いてまわります。

(大築紅葉さん)「食料品の消費税ゼロの実現に向けて、家計が少しでも温まるようにしっかりと手を打っていきたい。北海道の声を中央に届ける政治家を選んでもらえるように最後の最後まで頑張ります」

道4区 共産党・佐々木明美候補

同じく4区から立候補した共産党の佐々木明美さん。

国政への挑戦は今回が3度目です。

(佐々木明美さん)「前回の選挙でコロナになって5日間寝込んで大失態をしたので、気をつけるようにしている」

かつて保育士として働いていた佐々木さん。

子育て世帯が抱える悩みや課題を肌で感じてきました。

(佐々木明美さん)「生活の厳しさ、物価の高さを実感しているので、暮らしの目線で政策を訴え、消費税を今すぐにでも下げる財源があるということも伝えたい」

道4区 参政党・高橋翔太候補

地方での党勢拡大を図る参政党。

今回、初めて4区に新人の高橋翔太さんを擁立しました。

精神科病院で働くかたわら、休日は子どもとの時間を大切にしている高橋さん。

教育や子育て支援の見直しが必要だと訴えます。

(高橋翔太さん)「私のキャッチフレーズは『未来への希望をいま取り戻す』。子どもたちが安心して北海道に、日本で暮らすことができる社会を目指していきたい」

道5区 自民党・和田義明候補

続いて、北海道5区です。

今回、与野党の一騎打ちとなりました。

衆議院が解散した日、朝早くから有権者に声をかけていたのは、自民党の和田義明さんです。

(和田義明さん)「修正したし私的流用もないと理解をいただいた」

前回は2万票以上の差をつけられ落選。

政治資金収支報告書への不記載が判明し、比例代表での重複立候補は認められませんでした。

敗戦から4か月、真冬の寒中禊会には和田さんの姿がー

地元を駆けまわり、支援者の信頼回復に努めてきました。

元商社マンの経験を活かし、企業支援や雇用の拡大などを進め、地域経済の成長につなげたい考えです。

(和田義明さん)「5区は大きな可能性を秘めている。しっかりとかたちにする。地域の人が豊かになる。それを徹底的に訴えていく」

道5区 中道改革連合・池田真紀候補

(池田真紀さん)「ことしは原点に立ち返り、怒りをエネルギーにしながら、ダメなものはダメだと、戦って戦って戦って百万馬力で頑張ります」

対するのは、中道改革連合の池田真紀さん。

和田さんとは5度目の対決で、今回は因縁の一騎打ちとなりました。

(池田真紀さん)「政治とカネの問題どこにいったのか、うやむやにしようとしている高市政権」

池田さんは政治とカネの問題への追及を強め、批判票や無党派層への支持の拡大をめざします。

党の掲げる「生活者ファースト」のスローガンのもと、福祉の充実など生活に直結する政策を前面に打ち出しています。

(池田真紀さん)「福祉の1丁目1番地にしていきたい。格差が生まれるような地域ではなくて、全ての人の経済や家計が豊かになる暮らしを実現していきたい」

道12区 自民党・武部新候補

続いて、北海道12区です。

こちらも自民と中道の一騎打ちとなっています。

オホーツクと宗谷が舞台の12区は、日本一広い選挙区です。

6選を目指す自民党の武部新さん。

強い味方が、高市首相ののぼりです。

「働いて働いて働いてまいります」

演説会でも、街頭演説でもー

「高市人気」にあやかるのには、かつての盟友・公明党の支援が見込めないという危機感があります。

(武部新さん)「痛手ですよ、大きな影響はあると思います」

父・勤さんの地盤を継ぎ、2012年に初当選。

一次産業の支持基盤を後ろ盾に5期連続当選を果たしました。

しかし、前回は自民党離れが進み7000票差の接戦に。

今回も同じ顔ぶれでの戦いです。

そんな武部さんを支えているのが、長女の理子さんです。

(娘 理子さん)「(帰宅後)一緒に頑張ろうとか、ありがとうみたいな感じでハグしあったりしています」

高市首相が掲げる「責任ある積極財政」で地方を盛り上げたいと意気込みます。

(武部新さん)「地方が元気になっていくことが日本の経済を強くすることにつながるので、地方がしっかりと産業と雇用をつくっていくことが大事」

道12区 中道改革連合・川原田英世候補

大票田の北見市で道行く車に声をかけるのは、中道改革連合の川原田英世さんです。

つじ立ちを欠かさず、知名度の浸透に余念がありません。

(川原田英世さん)「誰よりも地域をくまなく歩いて課題を聞いて、それを各省庁に訴えて答えをもらって、キャッチボールを1年3か月してきました」

前回は比例代表で復活当選。

小選挙区での雪辱を誓います。

この日、選挙運動が終わり、立ち寄ったコンビニで買ったのはー

(川原田英世さん)「パンツがなくなったので替えのパンツです」

長期間、自宅を離れて戦う選挙。

(川原田英世さん)「結構な感じですよこれ(弁当)。染みるね、身体が冷え切っているのがよくわかる」

家族との電話が唯一の息抜きです。

(川原田英世さん)「もしもし?ちびすけたちは?爆睡ですか、それは残念です」

子どもの教育政策を推進し、人口減少を食い止めたい考えです。

(息子)「パパ頑張れー」

(川原田英世さん)「子どもたちの未来のため、政治をやるというのはそういうことだと思っていますよね」

終盤に入り、ますます熱を帯びる選挙戦。

有権者の心をつかむのはどの候補なのか、投開票は2月8日です。

02/07(土) 05:35

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