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観光業は約半数が“影響なし” 渡航自粛で中国人観光客減少 依存しない「分散化が重要」北海道

中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたことで中国人観光客が減少していますが、2月にはさっぽろ雪まつりが開催される北海道内では影響はあるのでしょうか。

札幌市中央区の大通公園です。

2月から始まる「さっぽろ雪まつり」の準備が始まりました。

(山本記者)「札幌の冬の風物詩・雪まつり最終日を迎えたきょうも多くの観光客で賑わっています」

2025年、およそ232万人が訪れ、大きな賑わいを生んだ「さっぽろ雪まつり」。

同じ時期には中国の旧正月「春節」もあることから、例年中国人観光客の姿が多く見られます。

しかし2026年は、高市首相の台湾有事に関する発言後、中国政府が日本への渡航自粛の呼びかけたことで減少しています。

冬のイベントを前に、札幌市内のホテルなど観光業への影響はどうなのでしょうか。

(札幌ホテル旅館協同組合 安藤雅信理事長)「(渡航自粛後)どのような影響が出ているかということを(各ホテルなどに)聞いた。キャンセルが出ているというところはおよそ3割、31%。特に影響がないというのがおよそ48%。実際的にはその問題で意外と札幌市内ではあまり大きな影響を受けていない」

調査会社によると、中国の渡航自粛に伴う経済への影響について、現状、半分の企業が影響はないと回答していて、今後については中国に過度に依存しないよう分散化が重要だとしています。

札幌中心部のホテルでは中国以外からの観光客が増加していて、さっぽろ雪まつりのシーズンもキャンセル分を補えているということです。

(ANAホリディ・イン札幌すすきの 西村祐樹宿泊支配人)「中国の方々の予約がかなりキャンセルになって、その代わりに韓国の方々ですとかタイの方々が大分増えてきた」

また、観光名所・函館の五稜郭タワーでもー

(五稜郭タワー 横山傑マネージャー)「前年と比べると3割くらい減少している。マイナスになっているところは影響はあるかと思いますが、台湾や韓国のお客さまが増えているので、インバウンドというところで考えるとプラスになっている国でカバーできている」

道によると、2025年7月から9月までに北海道に訪れた外国人観光客のうち、1番多かったのが韓国で、次が台湾。

中国は3番目で、渡航自粛前から徐々に変化しているようです。

外国人観光客に人気の小樽市の昆布店はというとー

(利尻屋みのや 簑谷和臣さん)「台湾の方が多くいらっしゃっているので、店の全体入込数はそれほど昨年と変化はありません」

しかし、中国の春節の時期で例年繁忙期となる2月については売り上げを懸念していました。

(利尻屋みのや 簑谷和臣さん)「春節が2月にありますので、その時が1番お客さんが減ると困るので、その時期に来てほしい」

中国政府が呼びかける日本への渡航自粛。

韓国・台湾からの旅行者によって道内は賑わっていて、2月のさっぽろ雪まつりの時期も影響は少ない見込みです。

01/09(金) 06:00

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