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新千歳空港の事故は重大インシデント 事故調査官を派遣

先週、新千歳空港と函館空港で発生した航空機の事故について、国の運輸安全委員会は重大インシデントにあたるとして、それぞれ事故調査官を派遣しました。

新千歳空港を訪れたのは、国の運輸安全委員会の調査官3人です。

新千歳空港では12日午後6時半過ぎにインドネシアから到着したプライベートジェット機が、オーバーランして滑走路を逸脱しました。

運輸安全委員会は重大インシデントにあたると認定して調査に入りました。

(運輸安全委員会事故調査官 河上擁一さん)「今日は原因関係者の口実調書を 取った。今後は機体の調査と現場の調査 をする予定。」

きょう以降は、滑走路に入って機体などを調査する予定です。

また、函館空港でも今月11日に、丘珠空港から秋田空港に向かっていた北海道エアシステムの旅客機が、離陸後に右側のプロペラエンジンが停止し緊急着陸したことが重大インシデントにあたるとして事故調査官が派遣されました。

国交省によりますと左側のエンジンの推力も一時的に低下していたことが分かっていて、機体を調べるとともに、関係者への聞き取りをする予定です。

12/15(月) 05:30

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