【中継】雪かきに3時間半 スノーダンプの跡もくっきり バス走行で渋滞も発生 雪の影響…札幌市内
12月15日の北海道内は、急速に発達する低気圧が根室沖を通過する影響で大荒れの天気となっています。
札幌でも大雪となりました。
清田区の住宅街からいまの雪の状況を伝えてもらいます。
1時間ほど前に雪は止みましたが、ただ依然として強い北風が吹いています。
体の芯から熱を奪ってくるような、表現するならば痛い風となっています。
そしてこちら、今バスが発車をしたんですけれども、道幅が狭くなっていまして、バスが通りますと、道幅が全部埋まってしまうような状態で、今バスの向こう側で車が1台待っているんですけれども、それを譲るのを待って、今向こう側から車が出発しました。
ただ一方で手前側で車がまた止まっているという状態で、バスが走行する状態の中で渋滞が発生しているような、そんな光景も多く見られます。
気温が氷点下になりました。
いたるところにあった大きな水たまりは少しずつ小さくなってきています。
ただその分、シャーベット状になったり、あとは凍ってしまったりと、路面状況はさらに悪くなってしまっているように感じます。
そして住民の皆さんは、きょうはもう1日雪かきに追われていました。
おそらくここもですね、住民の方がスノーダンプで雪かきをしたんだと思うんですけれども、この跡がくっきりとここに残っているんですね。
これがもう叩いても、びくともしないぐらい固まっています。
それだけ水分を多く含んだ雪であったことが分かります。
お話を伺ったところ、午前4時に起きて雪かきをしましたという方は、3時間半かかりましたということでした。
ただそれだけでは足りないということもありまして、夕方から再び雪かきを始めたそうです。
本当に湿っているので体にこたえますと、腰が痛いですというお話をされていました。
道幅も狭くなっています。
交通状況も悪くなっていますので、車やバスで通勤通学をされている方、ご家族の方がいらっしゃいましたら、きょうは帰りが遅くなるかもしれません。