動物侵入を約6割抑える効果 “モンスターウルフ”全国初!釧路空港に本格導入「安全運航に寄与」
動物の滑走路への侵入を防ぐため、オオカミ型ロボット「モンスターウルフ」が全国の空港で初めて釧路空港に本格導入されました。
遠吠えをあげながら動き回るオオカミ。
鋭い眼光に鋭い牙。
このオオカミ、実はー
(モンスターウルフ)「もうお前だけは許さない」
大きな音や強い光を発し、野生動物を撃退するオオカミ型ロボット「モンスターウルフ」です。
全国で初めて釧路空港で本格導入が始まりました。
2025年6月、山形空港では滑走路に体長1.2メートルのクマが侵入。
(記者)「いたいたいた!結構大きい。草むらから完全に体が見えました」
滑走路を一時閉鎖する事態となるなど、全国の空港では動物の滑走路への侵入が相次いでいます。
釧路空港でもキツネやウサギなどが敷地内に侵入することが多く、航空機との接触で機体が損傷するリスクがあり、その侵入をいかに防ぐかが課題となっていたのです。
その対策として目をつけたのが、10年前に空知・奈井江町の企業が開発した「モンスターウルフ」。
これまで全国各地におよそ380台が導入され、様々な野生動物と対峙してきました。
釧路空港では2024年度からモンスターウルフの実証実験を始め、動物の侵入をおよそ6割抑える効果を上げたことで、6月に本格導入されました。
滑走路の外周道路250メートルを自動で走り、充電も自動で行います。
(釧路空港空港運用部 三上暁洋部長)「(モンスターウルフは)威厳や威圧感があって、空港の安全運航に寄与してくれると確信している」
(モンスターウルフを開発した太田精機 太田裕治社長)「自動化によって威嚇力も上がるし範囲も大きくなるので、空港職員の負担軽減や安全対策として(空港を)守れるのは意義がある」
モンスターウルフが空港に導入されるのは全国で初めてで、北海道エアポートは今後、ほかの空港への導入を検討しています。
