「腹立つぐらい高い…」物価高対策で“消費税減税” 事業者は負担も?財源どうする?衆院選
2月8日、投開票となる衆議院選挙。
争点として挙げられるのが物価高対策です。
各党が公約として消費税の減税や廃止などを打ち出していますが、みなさんは何を望むでしょうか。
熱々の油で揚げる音が食欲をそそります。
すぐに切って盛り付ければ、人気のとんかつ定食の出来上がりました。
札幌市北区の飲食店です。
昼時は大学生や会社員で賑わいますが、店側はある悩みを抱えています。
(阿部記者)「こちらのお店はたくさんのメニューがあることが売りなのですが、物価高の影響で毎年全メニューが30円ほど上がっているそうです」
肉やコメなどを中心に全ての仕入れ値が上がっていて、特に鶏肉は10年前と比べて倍になったといいます。
(六宝亭 秋山康司さん)「10キロぐらいですね、鶏肉・豚肉合わせて」
(阿部記者)「肉の仕入れは毎週?」
(六宝亭 秋山康司さん)「いや毎日です。日々の物がやっぱり1番辛くなりますね。月末まとめて支払うとゾッとしますよ」
このままではさらなるメニューの値上げもありうると危機感を募らせています。
(六宝亭 秋山康司さん)「とりあえず目先の消費税(の減税など)かな。あとは賃金を引き上げて、やっぱりみなさん豊かになれば我々にも恩恵がある」
札幌市内のスーパーです。
2月からパックごはんやジュースなどおよそ150点の商品が値上げとなります。
買い物客からは「消費税の減税」を求める声が聞かれました。
(札幌市民)「物は高いよ、腹立つくらい高いよ。食料品に関しては2年間0にしてほしい。下げてほしい」
一方で、減税が実現した場合は店側は商品価格の設定を変更しないといけません。
こちらの店では機械でほとんどの価格を一括で更新できますが、更新業務に追われる店も出てくるといいます。
(クーリッチ拓北店 高西邦明社長)「仕組み自体が変わらないといけなくて、それに対する作業というのは非常に多い」
物価高対策について北海道大学の山崎教授はー
(北海道大学公共政策大学院 山崎幹根教授)「財源をどうするのかというところが与党野党違わず問われる。過度な円安基調をどういう風に円高の方に持っていくのか是正していくのか、そのための経済政策をどうやって打っていくのか、そういったことも考えていく必要がある」
私たちの暮らしはいつ、どのように豊かになるのか。
物価高対策は待ったなしの課題です。