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鈴木知事「働いて働いて働いていかなければ!」核のごみは?メガソーラーは?年末恒例インタビュー

鈴木知事がSTVの年末インタビューに応じました。

原発の再稼働やメガソーラーなど、2025年に大きなテーマとなったエネルギー政策について直撃してきました。

(宮永キャスター)「知事も働いて働いて働いてという1年でしたか?」

(鈴木知事)「どこまで働くかは自分自身の意識の関係性で働いているので、しっかりこれからも働いて働いて働いていかなければいけないですね」

(宮永キャスター)「北電は2027年早期の再稼働を目指している。まだ少し時間があるんじゃないか、同意を急いだ、急がされた側面は?」

(鈴木知事)「電力需要が伸びていくことも合わせて見通しが示されている。投資の予見可能性を高めるためにも同意判断をしっかりして、企業が進出するにも何年もかかるので準備から立地まで、そういうことを考えるとこのタイミングで判断することが私は重要だと。また、道民に電力の値下げや、物価高やエネルギーが高騰して大変です。中期的にもその見通しを示すことが大事だと判断しました」

(宮永キャスター)「核のごみ最終処分場のことしの動きは?」

(鈴木知事)「泊原発の再稼働なのに知事は最終処分に反対していると、どうなんだと聞かれます。私は矛盾していないと思っています。北海道だけの問題なのは絶対におかしい。原発が立地していようが立地していなかろうが、国民的に議論してちゃんと考えていかなけれならない課題なのに、いまのままだと北海道だけの問題になる。私は(概要調査に)移行する場合は反対という考えに変わりはない」

(宮永キャスター)「国はメガソーラーや風力発電、再生可能エネルギーを推進してきました。一方で、自然破壊という課題が出てきてルールがちゃんとできていなかった」

(鈴木知事)「地域と共生できないメガソーラーは望まないと北海道としては広く訴えていきたいし、法律ができないまでの間は法の趣旨をしっかり守ってもらうためのガイドラインを早急に見直しをして、国としては地域と共生しないものは許さないと具現化する対応をしてもらわないと」

(宮永キャスター)「10年後、30年後、50年後のエネルギーバランスはどう描いている?」

(鈴木知事)「ひとつの電源ですべて寄りかかるのは何かあったときのリスクなので、多様性をもって安定した電源を構成していくことが同時に必要になると思っています。経済と環境を両方両立、循環させることでエネルギーのバランスをとりながら、北海道が日本にも貢献して必要とされる地域としての価値が上がるように政策を組んでいきたい」

12/25(木) 04:49

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