「投資プロジェクトに入りませんか」 未公開株の購入名目で現金約920万円 だまし取られる
北海道・函館中央警察署は、2026年2月5日、函館市に住む40代の男性が現金約920万円をだましとられるSNS型投資詐欺事件が発生したと発表しました。
警察によりますと、2025年12月8日、男性が登録していた投資関連のメルマガを通じて、男性に「投資プロジェクトに入りませんか」などとメッセージが届き、プロジェクトに参加する意向を伝えたところ、投資に関する勉強会のような内容のLINEグループに招待されたということです。
男性はこのLINEグループを通じてつながった人物から「ADIデラックス」というアプリをダウンロードするように指示され、アプリ上で口座を開設。
LINEグループの中で抽選の結果、未公開株を購入する権利を得て、12月29日から2026年1月19日の間、5回にわたって、指定された口座に現金計約517万円を送金したということです。
その後、男性がアプリを確認したところ資産が増えていて、80万円を引き出すことができたため、男性はプロジェクトを信用してしまったということです。
男性はさらに大口の未公開株を購入するため、投資プロジェクトのアシスタントを名乗る者から400万円ほどの融資を受けて、未公開株を購入。
その後、LINEグループ上で「400万円の融資金を返済しないと、アプリ上の資産を引き出すことができない」と言われたため、1月30日に現金約403万円を指定された口座に振り込んだということです。
さらに「このプロジェクトは終了します。アプリ上の資産の精算をしてください」と連絡が入り、この資産を精算するための費用として、男性の資産約4400万円の16%(約700万円)の入金が必要だと言われたということです。
男性は詐欺を疑い、2月5日に相談のため函館中央署を訪れ、事件が発覚しました。
警察は「相手がLINEグループに誘導してきたり、個人名義の口座への入金を指示してきた場合は詐欺を疑い、警察に相談してください」などと注意を呼び掛けています。