【中継】水分含んだ重たい雪 スコップに雪張り付く… 屋根に積もった雪にも注意 札幌市
12月15日の北海道内は、急速に発達する低気圧が根室沖を通過する影響で大荒れの天気となっています。
札幌でも大雪となりました。
清田区の住宅街からいまの雪の状況を伝えてもらいます。
現在も雪や風が強まる時間帯があります。
いまも旗がなびいているのがお分かりいただけるかと思うんですが、気温はかろうじてプラスとなっているんですが、やはりかなり体感としては寒くなっています。
こちらの住宅街、この通りでも先ほどから5軒ほどの住宅の住民の皆さんが雪かき作業をしていたんですが、やはり雪や風が強まったということもありまして、一時ストップをされて一旦家に帰られている状態となっています。
それだけちょっと見通しが悪くなるような雪が降ることもあります。
きょう1日降ったり止んだりを繰り返していた札幌の雪なんですが、この清田区の住宅街は除雪が入っているところもありまして、アスファルトが見えている状態となっています。
ただ歩道などをまっすぐ歩いていましても、車などが通るような道路を渡るときには足元が取られそうになるような、このようなシャーベット状になっているんです。
実はここは1時間2時間ほど前までは大きな水たまりもできていたんですけれども、おそらく寒くなってきたこともありまして、道路上が固まってきているものと思われます。
きょう皆さん口々におっしゃっていたのは、雪の重たさです。
いま少し持ってみますけれども、もう簡単に固まってしまうような、こんな固まりができてしまうような雪、多くの水分が含んでいることが分かります。
ちょっと下に落としてみますけれども、ドンという、この水分量ということになっているんですね。
皆さんとにかく腰が痛いというお話もされていましたし、もう一つちょっと気になっているところでいきますと、スコップを使って雪を持ったはいいものの、それを捨てる場所に関して、持っていってやったとしてもベタッと張り付いてしまうということなんですね。
なかなかこの雪が離れないことに頭を悩ませていました。
ある住民の方がこんなものを使っていると教えてくれました。
スプレーで雪が離れやすくなるような物ですね。
ホームセンターなどでも、いま売り切れが続出しているということなんですね。
これは1500円ほどで購入することができるんですけれども、こういったものを吹きかけてから雪かきをすると、かなりやりやすくなったというお話をされていました。
もう一つ我々注意しなければいけないポイントがあるんですね。
住宅の屋根なんですけれども、湿った雪がこのように屋根に張り付いている状態で、いまにも落ちてきそうな状態になっているんですね。
この後はまとまった雪が降り続ける予報となっていますので、頭上にも注意をしながらお過ごしになってください。