【逮捕の瞬間】運転手からアルコール検出 飲酒運転検挙数は増加傾向 小樽3人死亡から12年
7月13日は道が条例で定める「飲酒運転根絶の日」です。
根絶に向けて道警も取り締まりを強化する中、夜の検問での逮捕の瞬間をカメラがとらえました。
車から降り、警察官の話を聞く男性運転手。
10日に道警が札幌市内で実施した飲酒運転の検問です。
(カメラマン)「なんかあやしい」
(警察官)「しっかりとした機械でこれから測るので、その数値によって手続きが変わるので」
その後、男性運転手の周りには多くの警察官が集まっていました。
(金澤記者)「巻き尺を持ってきました。これはまっすぐ歩けるかどうかの検査をしているようです」
検査の結果、男性運転手の呼気からは基準値を大幅に超えるアルコールが検出されました。
(運転手)「お酒を飲んで運転をしました」
警察は男性運転手を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕。
飲酒運転の根絶にはいまだ至っていないのが現状です。
(道警本部交通指導課 砂田恭希課長)「絶対に発覚しますので、飲酒運転は絶対にしないようお願いします」
12年前の7月13日、おたるドリームビーチの近くで、飲酒運転の車に女性4人がひき逃げされ、3人が死亡しました。
道は7月13日を「飲酒運転根絶の日」と定めていますが、2024年も小樽市で飲酒運転の車が乗用車と正面衝突。
大学院生が死亡する痛ましい事故が起きています。
道警によりますと、過去5年の検挙数は増加傾向にあり、2025年は814件。
飲酒運転の根絶にはほど遠い数字となっています。
(啓発活動)「うちわなどありますので、是非お客さまに渡していただければと思います」
おたるドリームビーチでは13日、警察などが啓発のうちわなどを配り、飲酒運転根絶を呼び掛けました。
飲酒による事故も2026年は37件発生し、2人が死亡しています。
こうした現状に警察も危機感を抱いています。
(小樽警察署 村上学交通課長)「飲酒の事故や検挙がなくなっていないのが現状です。取り締まりも含め、啓発活動を地道に続けて、飲酒運転の根絶に繋げていきたい」
飲酒運転をしない、させない、許さない。
悲劇を繰り返さないためにも私たちひとりひとりの意識が改めて問われています。
