ブランド力求め…清水町から十勝清水町へ 町名変更賛否問う住民投票 委員会が条例案否決で「残念」
十勝の清水町で町名を「十勝清水町」へと変更が検討されています。
6月2日、賛否を問うための住民投票の条例案が委員会で否決され、先行きが不透明な状況です。
2日に開かれた清水町議会特別委員会。
審議されていたのはー
(清水町 辻康裕町長)「町として最も重視しているのは、町名変更の是非について、できるだけ多くの住民の意思を確認すること」
町名変更に関する住民投票の条例案についてです。
道東・十勝の清水町。
アイヌ語で「ペケレベツ」“明るく清らかな川”という意味が名前の由来です。
「清水村」から1936年にいまの町名となって、2026年で90年が経ちます。
(武田記者)「駅前には清水の文字が多くありますが、いま町は町名を十勝清水に変更しようと動いています」
町内の様々な場所で見かける「十勝清水」の文字。
農協も、さらには町のホームページも「十勝清水」という名前が使われています。
なぜなのでしょうか。
(清水町 辻康裕町長)「十勝清水町とすることで十勝のブランド力、清水町が水の清らかな町ということで全国に発信していきたい」
今回提出されている住民投票の条例案によると、3か月以上住民票を登録している中学生以上の町民に、国籍を問わず投票権が与えられます。
投票資格を持つ町民は7975人です。
ところが今回の委員会採決では賛成派が5人、反対派が6人と割れ、条例案が否決されました。
(賛成派 川上均町議)「住民の意思を問う重要な条例。それを否定すること自体、私は疑問」
(反対派 山本奈央町議)「配布される資料ももっと色々なことを考えるものだと皆さん考えられる。住民と一緒に考える期間が短く、時期尚早という判断で反対という立場」
(清水町 辻康裕町長)「残念な結果になりましたね。どのような動きができるのかを考えて動いていく」
「清水町」か「十勝清水町」か。
町は住民投票による意見の集約を図りたい考えですが、11日の本会議で条例案が採択されるか不透明な見通しです。