食肉用の約3パーセント ニワトリ約19万羽を殺処分 高病原性鳥インフル疑い…今季道内4例目
北海道安平町の養鶏場で死んだニワトリが高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるとして、道はおよそ18万8000羽の殺処分を始めました。
専門家は春先にかけて渡り鳥の往来に注意が必要だとしています。
(松田カメラマン)「白い防護服を着た作業員が養鶏場の中に入っていきます」
安平町の養鶏場です。
こちらでは「食肉用」のニワトリが飼育されていました。
しかしー
『高病原性鳥インフルエンザの疑い』
3月4日に死んだニワトリが見つかり、その後の遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの疑いと判定されました。
道は5日朝に対策会議を開き、一連の経緯を報告しました。
(鈴木知事)「発生農場を中心とした迅速な防疫措置に全力を挙げ、これ以上のまん延防止に向けて、万全の体制を整えるようお願いいたします」
道はこの養鶏場で飼育されている食肉用のニワトリおよそ18万8000羽の処分を始めました。
今シーズン、道内の養鶏所で感染の疑いが確認されたのは4例目です。
専門家は、冬の始めに続き3月は渡り鳥が国内外を活発に往来する時期だとして注意を呼びかけています。
(北海道大学大学院獣医学研究院 迫田義博教授)「渡り鳥たちがシベリアに帰る北帰行が始まっていて、感染した鳥たちが北海道を通過しているので、秋の鳥インフルエンザの感染リスクが高い時期に続いて、2つ目の山場が始まっている。まずは死んだ野鳥などを見つけても触らずに自治体に届けていただく。万が一触ってしまった場合はせっけんで手を洗う、アルコール消毒をする」
道によりますと、処分されるニワトリは道内で飼育されている食肉用ニワトリのおよそ3パーセントにあたり、鶏肉やタマゴの流通については大きな影響はないということです。
安平町の養鶏場での防疫措置は3月11日に終わる予定です。
03/05(木) 17:26