計56回約1年にわたり送金…検察庁などを名乗る男らに約5200万円をだまし取られる 札幌市
札幌・南警察署は、2026年10月20日、札幌市南区に住む70代女性が約5200万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表しました。
警察によりますと、2025年7月中旬、女性宅の固定電話に東京地方検察庁を名乗る男から電話があり、「2025年6月に現金の入ったレターパックを送っている。郵便局の記録で残っている」と言われたということです。
数日後、今度は国家公務員特捜部を名乗る男から「受け取っているはずだからあなたが容疑者になる」、また、国家公務員を名乗る男から「被害者女性の担当者になった」と電話がありました。
その後、東京地方検察庁を名乗る男からまた連絡があり「口座の金を捜査したい。そのために金を移す口座を作るから住民票などを送ってほしい」「住民票とマイナンバーカードの写真を撮って送ってほしい」などと言われ、女性はレターパックで住民票とマイナンバーカードの写真を送ってしまったということです。
女性が送った写真をもとに男らは、女性名義の口座を開設し、その口座に金を送金するように指示してきたといいます。
女性は2025年7月25日から2026年6月9日までの間、計56回にわたり現金合計約5200万円を送金し、だまし取られました。
送金のタイミングや振り込む金額などは東京地方検察庁を名乗る男から指示があったということです。
2026年9月13日に、女性が男らによって作られた女性名義の口座から現金を引き下ろそうとしたところ、暗証番号がわからず、銀行に確認したことで、不審に感じた女性が10月16日に南警察署を訪れ事件が発覚しました。
警察は「検察庁や警察官を名乗り、現金を振り込ませる電話は特殊詐欺です」と注意を呼びかけています。
10/21(水) 05:44
