絵本から専門書まで1万5千冊 子ども向けの図書館が北大に 「活字から広がる世界観楽しんで」 札幌市
北海道大学の構内に、子ども向けの図書館がオープンしました。
名誉館長を務めるのは、漫画家のヤマザキマリさんです。
絵本から専門書までおよそ1万5千冊が並び、さっそく子どもたちが本の世界を楽しんでいました。
天井まで届く円柱型の本棚には、びっしりと魅力的な本が収められています。
表紙を眺めるだけでわくわくして、つい手が伸びてしまいそうです。
北海道大学の豊かな緑の中にたたずむこの建物。
世界的建築家の安藤忠雄さんが設計・建築した「こども本の森」です。
周囲の木々を傷つけないように建物は立木を避け、全体的に丸みを帯びた形になっています。
(林記者)「本に囲まれて、まさに森の中にいるよう。子ども向けの本のそばに大人向けもあり、家族で楽しめる」
およそ350平方メートルの館内には、絵本から専門書までおよそ1万5千冊の本が所蔵されています。
本棚は上に向かって少し反り返り、まるで本の世界に迷い込んだような感覚です。
オープン初日となった8月1日、子どもたちはさっそく気に入った本を手にしていました。
(小学生)「いろんな種類があるので何回来ても飽きない図書館だと思います」
(小学生)「簡単な本の隣に難しい本や詳しい本が並んでいたのでわかりやすかったです」
(中学生)「この図書館に出会えたからこの本に出会えたし、読みたい本がまた一つ増えたって感じで、また来たいと思います」
「こども本の森」の名誉館長を務めるのは、漫画家のヤマザキマリさん。
映画化もされた「テルマエ・ロマエ」の作者としても知られています。
(ヤマザキマリさん)「ここ実は私がすすめた何冊かの本が飾ってあるんですけど、子ども時代に読んだ、そして今の自分を作ってくれた栄養素が全部並んでいるのを見て、本当にありがとうという気持ちになりました」
道内で幼少期を過ごしたヤマザキさん。
表現者としての自分に影響を与えたのが、北海道の自然と本だったといいます。
(ヤマザキマリさん)「自分の人生で感謝する2大コンテンツが自然と書物。活字が私たちの持っている想像力とうまく結合して、そこから広がっていく果てしない世界観を楽しんでもらいたい」
子どもだけでなく大人も楽しめる「こども本の森」。
本との出会いはまさに宝物。
宝探しに本の森に行ってみませんか。
