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JR“上下分離”を一案として提案 議会では異論相次ぐ 道は「多くの課題がある」黄色線区

JR北海道は赤字が続く8つの区間について、一部の沿線自治体に対し“上下分離方式”を1つの案として提案したことがわかりました。

また、道議会では上下分離方式について議員から異論が上がっています。

(自民党道民会議 三好雅道議)「JR北海道の提案が、どういう趣旨で今こうなったのかと思いますし。私は何かの間違いではないかと感じている」

4月8日に開かれた道議会の特別委員会。

議員が指摘したのは、JR北海道が検討している“上下分離方式”についてです。

JR北海道が単独では維持困難とする8つの区間=黄色線区。

一部の沿線自治体によると、8日、JR北海道は自治体などが線路など施設の維持・管理を担い、JRは運行に専念する「上下分離方式」を一つの案として提案したということです。

JR北海道の費用負担が減る一方で、自治体側の負担が増すことになります。

(自民党道民会議 三好雅道議)「道として現時点で上下分離方式をどのように考えているのか伺いたいと思います」

(道の担当者)「長大な路線を抱え、鉄道施設の老朽化が進んでいる北海道で、財政状況の厳しい道や市町村が鉄道施設を保有し、鉄道事業を継続的に担っていくということには多くの課題があると考えている」

道はJRからの提案は公表されていないとした上で、これまで以上に地域の協議の場に参画していくと話しました。

(北海道結志会 赤根広介道議)「地域の支援があってこそ今JRの経営が着実に一方では改善をしている。その中でなぜあえて地域に負担を求めるかというのは、私は本当に判然としない思いがふつふつと怒りとともにこみ上げてくる」

(民主道民連合 鈴木一磨道議)「黄色線区すべてが上下分離方式等になじむ鉄道環境にあるわけでもなく、国の助力のない上下分離は沿線地域には非常に重すぎる」

JR北海道は、国から今年度末までに8区間の改善策を取りまとめるよう求められており、近く提案を公表する見通しです。

04/08(水) 19:08

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