「すぐに上着を着て避難」小学校でも津波対策 1日2回防災無線で呼びかけも…沿岸のマチの備え
4月20日に発生した地震で、北海道内63の市町村が27日まで「後発地震注意情報」の対象となっています。
沿岸のマチはどのように備えているのでしょうか。
4月20日、北海道太平洋沿岸中部に一時、津波警報が発表されました。
(防災無線)「津波警報が発表されました。今すぐ高台に避難してください」
40センチの津波を観測した浦河町では、船が次々と沖合に。
住民も高台にある避難所に避難しました。
「後発地震注意情報」が出される中、地元の小学校はどのように備えているのでしょうか。
(浦河小学校 玉手広昭校長)「上着はハンガーにかけるように指導していまして、何かあったときはすぐにそこから上着を着て避難できる体制になっています」
熱中症対策として子どもたちが水筒を持ち、徒歩で15分ほどの避難所にいつでも避難できる体制を整えているということです。
さらに・・・
(浦河小学校 玉手広昭校長)「(小学校は)3階建ての建物ですので、緊急の場合は垂直避難も考えております。時間の余裕がある場合には避難所への避難を考えております」
同じ太平洋沿岸、十勝の広尾町の地震発生時の映像です。
町内にある十勝港では30センチの津波を観測しました。
「後発地震注意情報」を受けて、町では毎日昼と夜の2回、防災無線で備えを呼びかけるなど対策を続けています。
(広尾町企画課企画防災係 福原瑞生主査)「後発地震等はもしかしたら夜中に起こる可能性もあるので、いつ起こってもいいように。物資を避難所の近くにまだ置いておくだとか、できる限りの警戒を怠らないように体制を整えたいと思っています」
広尾町ではすぐに避難所を開設できるように、この1週間は段ボールベッドやテントなどの物資を避難所近くに残したままにしています。
町民の備えへの意識も高まっているようです。
(広尾町の住民)「玄関の横に防犯バッグは用意していますし、枕元に靴は置いて、いつでも靴を履いて逃げられるようにはしています」
(広尾町の住民)「停電の備えだけはしっかりできています」
27日まで道内63の市町村に出されている「後発地震注意情報」。
普段より一段階、防災対策を心がけることが大切です。