「一番負けたくない選挙」「歯止めをかけなければ」道内候補予定者の思いさまざま…選挙戦突入!
(宮永キャスター)「冬晴れの国会議事堂です。透明感のある青空とは裏腹に、先の見通せない政治が動き始めます。高市政権、きょう衆議院を解散です」
解散の直前、取材に応じたのは北海道4区から出馬予定の現職2人です。
(自民党 中村裕之前衆院議員)「いままでのなかで一番負けたくない選挙です。高市早苗さんの総裁選を3回応援し、推薦人もした唯一の中村ですから、絶対に負けたくないんだということを訴えたい」
(中道改革連合 大築紅葉前衆院議員)「北海道が生活が見えていない、まさにホワイトアウト解散。生活をあたためる生活者ファーストの観点で、新党の思いを地域の皆さんと共有して、北海道のために働く政治家を選んでいただくために訴えていきたい」
北海道4区にはこのほか、共産党の佐々木明美さんなども出馬予定、今回も激戦となる見込みです。
(宮永キャスター)「いよいよこのあと解散です。道内議員も続々と議場に入っていきます」
午後1時すぎに始まった衆議院本会議。
(額賀衆院議長)「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」
高市首相が伝家の宝刀を抜き、衆議院を解散。
「総理大臣としての進退をかけて戦う」として、自民党と日本維新の会、与党で過半数の獲得を目指します。
(自民党道連会長 武部新前衆院議員)「先の選挙で自民党離れした方々もいる。その方々にもう一度自民党を信頼してもらう。無党派層のみなさんに高市首相を信じていただき、それぞれの選挙区の自民党を信頼していただく、それを訴えて票の掘り起こしをする選挙戦になる」
野党は立憲民主党と公明党が中道改革連合を結党。
“昨日の敵は今日の友”、一大勢力で選挙戦に臨みます。
(立憲民主党道連代表 勝部賢志参院議員)「公明党や支援する創価学会と連携は取れている。いまの高市政権が相当右傾化している、国家主義的になってきているので、その歯止めをかけなければいけない」
(中道改革連合 佐藤英道前衆院議員)「日本の政治の転換点を迎えていると実感している。何が何でも勝つ、石にかじりついても勝たなければならない」
北海道5区選出の池田真紀さんも新党・中道改革連合から立候補します。
(中道改革連合 池田真紀前衆院議員)「“裏金議員の復活解散”みたいなもので、何をやりたい解散なのかと思うので、負けるわけにはいかない。国家のための政治のみならず、国民のための政治、生活者のための政治に尽きる」
23日朝、当別町にいたのは5区で出馬予定の自民党・和田義明さん。
前回は2万票以上の差をつけられ落選しましたが、返り咲きを狙います。
(自民党 和田義明元衆院議員)「短期間ですけど、どれだけ多くの方々にメッセージを伝えるかということ、自分の実績とこれからやっていくという覚悟を一人でも多くの方にお伝えしていきたい」
北海道11区選出の石川香織さんです。
中道改革連合という塊で与党に対峙したいと意気込みます。
(中道改革連合 石川香織前衆院議員)「自民党はバンザイしていましたけど、とてもバンザイする気にはなれませんでしたね。「大きな組織」対「草の根」の構図は変わらないので、今まで以上に小選挙区で石川香織を選んでいただくことに力を注ぎたい」
一方、帯広市内で決起集会を開いたのは、11区から出馬する自民党の中川紘一さん。
国政の舞台に初挑戦です。
(自民党 中川紘一氏)「やる以上勝つしかないわけですからとにかく気合が入っている。寒い時期の選挙ですけど、みんな戦う準備はできているので、とにかく多くの方に会えるように頑張っていく」
国民民主党は新党に合流せず、道内でも党勢拡大を視野に入れます。
(国民民主党道連代表 臼木秀剛前衆院議員)「一人一人の手取りが増える経済政策を実現しようということで活動してきました。小選挙区は必ず勝利を目指す。比例については最後の最後まで候補者擁立に取り組んでいきたい」
2025年の参院選で躍進した参政党は、4区や11区を含む合わせて6選挙区で候補を擁立する方針です。
解散から投開票まで16日間と、戦後最短となる今回の選挙。
北海道大学の山崎教授は「公明票」の行方に注目しています。
(北海道大学公共政策大学院 山崎幹根教授)「公明党の票が立憲民主党の票に足し算で加わるのかはまだまだわからない。全く違う政党が一緒になって戦うのはものすごい準備が必要、すみ分けにしても協力体制にしても。非常に時間がない、ドタバタで来ているので、足し算の効果がどのくらいあるかは非常に未知数であるとみている」
衆院選は27日公示、2月8日投開票。
政権基盤の安定か、はたまた政権交代か。
36年ぶりの真冬の総選挙が事実上はじまりました。