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料金も「平常月の3~4倍」5月以降へ“分散引っ越し”がおすすめ 春の新生活でピーク到来

背景には何があるのでしょうかー

春の引っ越しシーズンがピークを迎えていますが、国土交通省などは3月下旬から4月上旬の混雑時期を避ける「分散引っ越し」を呼びかけています。

その現場を取材しました。

金融関係の企業に勤める男性とその妻です。

旭川で新生活がスタートしますが、3月中旬の異動だったため、引っ越し業者の選定もおおむねスムーズだったといいます。

(武田慎司さん)「これが4月1日とかだったらまさにラッシュのタイミングなので、いい意味でちょっとずれていたのかな。なのでたぶんすぐ(引っ越し業者が)見つかったのかなとは思いますね」

(引っ越し業者)「まだ積める?」

(引っ越し業者)「あと1段ずつぐらいですかね」

(引っ越し業者)「了解です。離します」

春に新生活を迎える人も多いこの時期、引っ越しがピークを迎えています。

そのため国土交通省などが呼び掛けているのが、3月下旬から4月上旬の混雑時期を避ける「分散引っ越し」です。

背景には何があるのでしょうかー

(藤得記者)「札幌市内の引っ越し業者です。こちらでは引っ越しの繁忙期を迎え、電話対応などに追われてます」

こちらの引っ越し業者では、2月は1日平均でおよそ15件の依頼でしたが、繁忙期の3月末には30件以上の予約が入っている日もあります。

他の業者に断られた人からの相談も極力受け付けていますが、対応には限界があるといいます。

(人力引越社 島西圭太さん)「場所によってはもうお受けすることが難しかったりとか、あとはお荷物の量が多い家族の引っ越しに関してはお受けできていない部分もあります。(引っ越し料金も)平常月と比べると(繁忙期は)やはり3倍から4倍ぐらいは高くなっています」

ここ数年は引っ越し料金自体も高騰しています。

民間企業の調査によりますと、2025年3月の平均価格は6万3079円と過去最高を記録。

物価高騰やドライバー不足が続いているため、2026年もさらなる値上がりが予測されています。

こうした現状から、国交省などは5月以降の「分散引っ越し」をすすめています。

(人力引越社 島西圭太さん)「(分散引っ越しで)引っ越し代金が少しでも抑えられるという部分はメリットとしてある。対応できる件数としてはやっぱり増えるので、引っ越し難民が減るというのはある」

この業者では5月以降の場合、単身で2万~3万円台で引っ越しができるということです。

一方で、進学や人事異動など日程をずらしにくい事情もあるこの時期。

分散引っ越しをすすめるためには企業の異動時期をずらすなど社会全体で考える必要がありそうです。

03/18(水) 04:00

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