少年が証言「騙された。自分が聞いていたことと違う」ビデオ通話で現場を目撃 旭川女子高校生殺人
北海道旭川市で女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている女の裁判で、犯行当時ビデオ通話をしていた少年が出廷し、暴行後に被告の「早く行こう」という声がしたと証言しました。
(少年)「(内田被告は)『死んだふりをしている』と、バカにするような言い方でした。『死ねや』『落ちろ』っていう声がしました」
5月28日の裁判でリモートで出廷した少年(当時16)は、女子高校生が全裸の状態で内田被告から暴行を受ける様子を目撃していました。
殺人などの罪に問われている内田梨瑚被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし、殺害したとされています。
28日は、監禁に関わり、少年院送致の保護処分となった少年が証人として出廷。
少年は帰宅後、心配になり、橋の上にいた内田被告らとビデオ通話をしていました。
橋の欄干に座っている女子高校生を目撃したあと、携帯の画面が暗くなったということです。
(少年)「(内田被告の)『早く行こう』という声が聞こえ、足音が聞こえました」
その後、内田被告にどうするのかと尋ねると「被害者の親が迎えに来るから」と説明があったと述べました。
さらに「キャー」や「バン」といった音を聞いているかと問われると、「聞いていない」と証言しました。
なぜ事件のことを話すようになったのか問われた少年はー
(少年)「(内田被告に)被害者の家族と話し合いで解決したと言われたが、騙された。自分が聞いていたことと違うから話そうと思った」
29日は殺人などの罪を否認している内田被告の被告人質問が予定されています。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。