「期待感MAX!」新千歳ーサンフランシスコ就航 成田経由より約6時間短縮?道民利用の拡大へ
北海道の空の便に新たな動きです。
新千歳空港とアメリカ・サンフランシスコを結ぶ直行便が、12月から冬季限定で就航します。
期待が高まる一方で、利用の拡大をどう図るかがカギとなりそうです。
空の玄関口・新千歳空港の国際線ターミナルです。
年間利用者数は過去最多の430万人と好調の中、新たな動きがー
(藤得記者)「アジア圏の観光客でにぎわう国際線ターミナルですが、アメリカ・サンフランシスコへの直行便が新たに開設します」
アメリカ大手のユナイテッド航空は、新千歳とサンフランシスコを結ぶ直行便の就航を発表しました。
12月から3月までの期間限定で、週3便が運航します。
これにより、新千歳からサンフランシスコまで8時間台でアクセスできます。
STVの調べでは、従来の成田空港を経由する便に比べ、およそ6時間短縮できます。
誘致活動を進めてきた北海道エアポートによると、就航に至った背景はー
(北海道エアポート 海辺菜々美さん)「冬の北海道であれば北米のお客さんが直行便に乗る需要があるんじゃないかと。(現状)冬季限定なので、これからも多くの方が色々なタイミングで行けるように就航に力を入れていきたい」
冬の道内観光を目的としたインバウンド需要が背景にあり、定期運航に向けて期待が高まります。
(吉岡記者)「海外ツアーのパンフレットがずらりと並ぶ旅行代理店でも期待が高まっています。ここでは直行便で行くサンフランシスコのプランの検討が始まっています」
札幌市内の旅行代理店では冬の就航に向けて、急ピッチで旅行プランの検討が進められています。
(エイチ・アイ・エス 伊藤洋平さん)「期待感MAXです。同じ日数の休みでも、アメリカでの滞在時間を多く確保できる」
直行便最大のメリットは、現地の滞在時間を確保できることです。
また、周辺都市へのアクセスも向上することから、利用客の増加につなげたい考えです。
(エイチ・アイ・エス 伊藤洋平さん)「北海道はまだまだパスポートの取得率も全国的に見て低い。ぜひこの機会にパスポートをとってアメリカまで足を運んでいただけたらと思います」
そして今後の定期運航を目指して重要になるのが、利用者数の確保です。
北海道エアポートの社長は、カギを握るのは「アウトバウンド」、つまり道民の利用だといいます。
(北海道エアポート 山﨑雅生社長)「路線誘致は誘致した後が本番だと思っていて、搭乗率をどう上げていくか、アウトバウンドをどう創出していくか。飛んだエアラインをしっかり継続して、それが次の路線につながる」
道内経済の発展にもつながる直行便の就航。
利用拡大に向けたアピールや環境づくりが求められています。