孫を名乗る男から電話…孫の上司の息子に現金手渡す 同様の手口で高齢女性2人が計240万円の被害
札幌・西警察署は2026年7月28から29日にかけて、孫を名乗る男らにあわせて現金240万円をだまし取られる特殊詐欺事件が相次いで発生したと発表しました。
警察によりますと、7月28日西区に住む90代女性の自宅に、孫を名乗る男から「空港にいるけどトイレに行ったときにかばんを忘れた。かばんの中にスマホやお金など大事なものが入っていた。ばあちゃんはどのくらいお金あるの?10万でも20万でもいいから用意できるお金を貸してほしい」などと電話がありました。
さらに「上司が取りに行けないので上司の息子がお金を取りに行く。自宅近くの公園で会って渡してほしい」と言われ、女性は公園に向かったところ、西区内の路上で後方から声をかけてきた上司の息子を名乗る男に現金130万円を手渡し、だまし取られたということです。
一方、7月29日西区に住む80代女性の自宅に、孫を名乗る男から「飲食店で書類などが入ったかばんの置き引きにあった。かばんの中には契約書類が入っていて、相手方との契約のために600万円が必要。500万円は上司が用立てしてくれたが、100万円足りないので何とか用意できないか」などと電話がありました。
その後飲食店店員を名乗る男から「お孫さんがうちの店で置き引きの被害にあった。店の裏でカバンが見つかった。本人に来てもらうしかない」などと電話があり、さらに孫を名乗る男から「かばんを店に取りに行くので、お金を取りに行けない。代わりに上司の息子が家に行くので現金を渡してほしい」と言われたということです。
女性は自宅に来た上司の息子を名乗る男に現金110万円を手渡し、だまし取られました。
警察は「親族をかたり、現金やキャッシュカードを取りに行くという電話は特殊詐欺。注意してほしい」と呼びかけています。
