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特別支援学級の教諭2人を懲戒処分 生徒を「お前」と呼び大声で叱責…同僚へのパワハラも 札幌

札幌市教育委員会は、2026年2月3日、札幌市立の中学校教諭の女性(50代)を停職1か月、教諭の男性(30代)を減給3か月の懲戒処分としたと発表しました。

市教委によりますと、女性教諭と男性教諭は2024年4月から2025年11月ごろまでの間、担当する特別支援学級の複数の生徒に対し、生徒を畏怖させるような必要以上の大声で叱責するなど、教育的配慮を著しく欠いた不適切な指導を繰り返していたということです。

2025年9月下旬ごろ、保護者1人から転校に関する相談があり、話を聞いたところ教員2人による指導が厳しいことが理由としてあげられ、不適切な指導が発覚しました。

2人が担当していた特別支援学級には、2025年4月時点で1年生から3年生までの生徒10人が在籍していて、そのうち8人が登校していましたが、2人は生徒のことを「お前」「あんたたち」などと呼んだり、他の生徒の前で激しく叱責して自尊心を傷つけたりしていたということです。

また、特別支援学級を2024年4月から2人で担当、2025年4月からはもう一人の同僚教諭の合わせて3人で担当していました。

同僚教諭は4月下旬に体調不良で休職していて、保護者からの相談後に調べたところ、2人が同僚教諭に対しても「生徒への質問がおもしろくない」「聞いている人の時間の無駄だ」など威圧的な言動でパワーハラスメントをしていたことが分かったということです。

同僚教諭は休職する際、学校にパワハラの相談をしておらず、学校側は把握していませんでした。

女性教諭は2025年11月中旬ごろから学校外でハラスメント講習などの研修を続けていて、男性教諭については生徒らが威圧的な印象を感じなくなったと話していることから担当を継続しつつ、今後改めて研修を実施する予定だということです。

教育委員会の調べに対し、女性教諭は「指導によって生徒が登校に不安を感じていたことについて反省し、今後の指導方法を改善しなければならない」、男性教諭は「生徒のためを思い、成長を促す目的で指導をしていたが、生徒の感じ方への配慮が不足していた」と説明しています。

市教委は、校長の男性(60代)の管理監督責任を認定し戒告処分としたほか、札幌市立の園や学校に対し不適切な指導に関する通知を行い、特別支援学級を担当する教員については研修会を実施するなど再発防止に努めるとしています。

02/04(水) 04:47

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