「私たちの言動で追いつめられて亡くなった」遺族に謝罪した内田被告 改めて殺意否認 旭川地裁
北海道旭川市で女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている女の裁判は、6月4日も被告人質問が行われ、女は「人生を奪ってしまい申し訳ございません」と初めて謝罪しました。
(内田被告)「私の身勝手で非常識な言動によって、被害者を傷つけ苦しませ、これからの人生を奪ってしまい本当に申し訳ございません」
殺人などの罪に問われている内田梨瑚被告。
4日の被告人質問で口にしたのは、遺族への初めての謝罪でした。
(内田被告)「これからも自分の罪と向き合って…まずは自分にできる償いを見つけて、受刑生活をまじめにつとめます。本当に申し訳ございません」
再び謝罪の言葉を述べると、傍聴席側に向かって30秒以上、涙を流しながら深く一礼しました。
内田被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし、殺害したとされています。
殺人の実行行為や殺意の有無が争点となっていて、これまで内田被告は殺人などの罪を否認しています。
弁護側の質問が終わると、検察から謝罪の意図を問われました。
(内田被告)「直接的に橋から落下させていないですが、私たちの言動で被害者が追いつめられて亡くなったのは間違いありません」
検察からは厳しい質問が続きます。
(検察)「殺人の罪に当たりませんか」
(内田被告)「殺人という罪にあたるかは判決が出ないと私にはわかりません」
(検察)「意見を変える気にはなりませんか」
(内田被告)「はい」
改めて「殺意」については否認しました。
弁護側の質問で内田被告は涙を流しながら証言していたのに対し、検察側の質問では時折語気を強めて述べていました。
裁判は8日に結審し、6月22日に判決が言い渡されます。
06/04(木) 16:11