「春先は、お腹を空かせ…」山林に体長約2mのクマ目撃 新年度初の痕跡調査 札幌・中央区宮の森
札幌市中央区の山林で4月14日朝、新年度に入って初となるクマの目撃情報がありました。
クマの痕跡は確認されませんでしたが、市はクマが行動する時期と重なるため注意を呼びかけています。
クマの目撃情報があったのは、札幌市中央区宮の森の山林です。
(山岡記者)「クマが目撃された現場では現在、市の職員らによる痕跡調査が行われています」
午前6時前、宮の森病院の警備員から「職員がけさ、クマ1頭を目撃した。山のほうに行った」と110番通報がありました。
警察によりますと、病院の職員が病院の西側およそ20メートルの山林に体長2メートルほどのクマ1頭がいるのを目撃したということです。
(付近の住民)「うちの庭にはシカはたくさん来るんですよね。シカが出るとシカを追ってクマが出るよって言われているからちょっと心配ですよね」
札幌市は新年度に入ってから初めてとなる痕跡調査を実施しました。
(札幌市環境共生担当課 朝倉卓也さん)「痕跡等は発見できませんでした。目撃者の情報の聞き取り等を行ったところ、完全に否定できるというような状況ではありませんので、クマらしきものの目撃ということで整理したい」
今回クマの目撃情報があったのは、宮の森病院の裏山です。
直線距離で300メートルほどの場所には三角山小学校があります。
小学校には新1年生が入学したばかりですが、クマの目撃情報を受け、学校では保護者による送迎や集団下校するなどの措置をとりました。
(迎えに来た母親)「学校からアプリの連絡があって。きょうはお迎えをお願いしますと。怖いですけど去年も何回もクマが出たから」
今回、市の調査では足跡やフンなどクマの痕跡は見つかりませんでしたが、春先のこの時期は特にクマの出没に注意が必要だといいます。
(札幌市環境共生担当課 朝倉卓也さん)「この春先、お腹を空かせたクマたちを引き寄せないように、ごみの管理であったりとかごみ出しの時間であったりとか皆さまのご協力をお願いしたいと考えております」
目撃場所周辺はクマの生息地ということで、市は引き続きクマへの注意を呼び掛けています。