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専門家に聞く身体の冷やし方 快適グッズあれこれも紹介

(山岡記者)「札幌市の大通公園です。現在13時過ぎなのですが、気温計は30度を指していて、日差しが強く肌もひりひりするほど暑いです」

15日に続いて16日も気温が上昇した道内。

富良野と津別では32.1度を観測しました。

札幌でも30.1度となり、11日ぶりの真夏日となりました。

(江別から来た人)「子どもを遊ばせるためにここまで来ました。暑いですね。北海道にしては暑いかなと思います」

札幌市西区の公園では、少しでも涼もうと水遊びに訪れた家族連れで賑わいをみせていました。

本格的な夏がやってきた道内。

その中で危惧されているのが熱中症です。

(訪れた人)「水分はしっかりとらなきゃなと思ったので、飲むゼリーを凍らせてきました」

(訪れた人)「冷やして首にするタオルだったりとか、保冷剤を持ち歩いていたりっていうのはしていますね」

道によると、先週1週間で熱中症の疑いで搬送された人は96人。

今月で見ると既に162人が搬送されていて、気が抜けない状態です。

命を奪いかねない熱中症。

専門家は身近なもので体を冷やすことが大事だといいます。

(吉田学園医療歯科専門学校 三上剛人副校長)「このままでもいいんですけど、もう少し形を整えて当てやすくしていきましょう。例えば(冷やすのは)首ですとか脇の下に。これはもうシャツ1枚になっていただいて薄着の状態で当てていただくと。足の付け根はここの付け根に、寝た状態ならここに置いておけばいいと思います」

水分補給と同じく大切なのが、脇や首などの大きな血管付近を冷やすこと。

熱中症を理解し、緊急時へ備えることが重要です。

(吉田学園医療歯科専門学校 三上剛人副校長)「(熱中症の症状として)めまいがあったり頭痛があったり、食欲不振や体がだるい、吐き気があるだとか中には耳鳴りがするという方もいます。水分を自分でとれないようなときはすぐに病院・医療機関を受診する、または救急車を呼ぶことが必要になります」

札幌市内のホームセンターでは熱中症の対策グッズが多く並んでいます。

中でも売れているのがー

(DCM厚別東店 平間優太さん)「こちらが人気のサーキュレーターになります」

道内でも最近、多くの家庭でエアコンを導入している中、涼しい空気を部屋に効率よく巡らせるためのサーキュレーターなどが人気だということです。

そしてこんなものもー

(石黒記者)「きょうみたいな暑い日はみなさん寝苦しいですよね。でも私はこれがあるので夜も快適です」

こちらは暑い夜でも快適に過ごすことができる肌ざわりが涼しい寝具。

電気代を節約しつつ涼しくなれる商品が人気なのも特徴です。

(DCM厚別東店 平間優太さん)「節電というワードは非常にお客さんにとっても重要なところになっているので、こういうサーキュレーターなどプラスアルファで省電力で効率よく体を冷やすというのがポイントになっていく」

まだまだ続く暑い夏。

熱中症にならないように、こまめな水分補給や体を冷やすなど自分ができる対策が必要です。

(2024年7月16日放送)
「STVニュース」  7/18(木)11:43更新

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