ごきげんようじ

あの日。

2018年4月15日(日)

思い出したら傍にいるよ(^◇^)

晤郎さんと撮った大好きな写真。


この晤郎さんの表情がとても好きなので、載せますね。

今回のブログはゆっくり、まったりです。(^.^)

これは3月中旬、明日への贈り物の準備で忙しい中、
2時間くらいお昼ごはんを食べに行った時のもの。
  • ひろい
ちょっと画質が悪いんですが、私はこの表情が凄く好きなんです。

なんというか、戦いに向かう晤郎さんと少し違う・・・
柔らかな、穏やかな表情に感じます。

治療と、ショーの準備で忙しい中、ぽっかりと時間ができたんです。
なぜか、この日の事は鮮明に覚えていて、
時間がとてもゆっくりと進んでいました。
何度時計を見ても、あまり進んでいないような・・・。
そのくらい穏やかな時間でした。


場所は「フェルムソレイユ」さん。
晤郎さんが食べたのは晤郎さん用の特製うどん。
出てくるまで、ショーで使う曲を口ずさむ晤郎さん。


  • 中継2
    私はこちらのお店の看板メニュー「ハヤシライス」の2色がけ
晤郎さん、うどんを完食!(*^_^*)

 「もう春ですね〜」
 「今日の打ち合わせ、楽しかったですね〜」

なんて。仕事の話というよりは、
何を話すでもなく、
ゆっくりと過ぎる時間に身を任せます。

食後は、晤郎さんの大好きなコーヒータイム。

一滴、一滴、時間をかけて蒸らして抽出する過程を見るのも楽しいんです。
ちなみに、晤郎さんは病室でもコーヒーを楽しみにしていました。
入院すると日常から切り離される事が多く出てきます。
だからこそ私たちも、コーヒーがある「日常」を大切にしたいと思っていました。
  • 中継7
晤郎さんの好きなビターチョコレートと一緒に★

 「チョコをひとかけら食べて、それからコーヒーを飲むと
    味わいがまた変わるよ」


カウンターから見える景色は、マスターである
わちさんが次々に料理を仕上げていきます。

 「カウンターからの景色って楽しいですねぇ」
 「ほらほら、今からオムレツを作るからよーく見ておきなさい」
 「手捌きが早すぎて、すごい〜」
 「俺も昔はジャガイモの皮を剥く時だってショーだと思ってやっていたよ」

晤郎さんの昔話が耳に心地良くて。
じーっとマスターの手捌きをみては、ゆっくりと会話をしていました。(*^_^*)
  • 打ち上げ
晤郎さんの作るオムレツの作り方、打ち上げでちゃんと習っておけば良かった。
卵20個の巨大オムレツ(*^_^*)忘れられません。


 「晤郎さん、写真とりますよ〜」

 「なんだよ〜、お前が撮るといっつも俺の頭が切れてるんだよー」

 「すいません、、だって、私が丸顔で、晤郎さんがシュッと面長だから、、、」

 「なんだよその理由。だれがソラ豆みたいだって?」←やめて下さい!!!
  • せヴん
晤郎さん、いま見返したら、やっぱり頭がきれてました・・
ごめんなさい(*^_^*)

でも、すごーく良い顔です。

ここから怒涛のステージまでの日々が始まります。
 「あの舞台は何が何でもやる」「9時間生放送をやる」
本当に有言実行。晤郎さんじゃないとできません。


私は皆様の代わりに、お見舞いに行ってましたが、これだけは伝えないと。

晤郎さんはどこまでも「日高晤郎」でした。
一言、一言、どれだけ大切に言葉を発して下さっていたか。

いつだったか「昨日、大島さんたちがお見舞いに来たよ」と聞いたので
 「先を越されましたねー」と言ったら、

 「そうそう、、それは正確には、せんを越されたって言うんだよ。
    そもそも先陣争いの時にそう言われていてね、それが・・」と
突然、病室で語源雑学が始まるのです。
どこにそんな力が残っているんでしょう・・。もう、びっくり(*^_^*)

そしてもう一つ。病室で晤郎さんは何度も
皆さんからの手紙やメッセージを読んで、と言っていました。
陽が降り注ぐ、温かいお部屋の中で皆さんの手紙を読ませて頂き、
晤郎さんはいつも聞いていました。
 「次の便せんは春らしいお花がついていますよ」
 「ピンク色の便せんで、達筆で・・・」

そういうと、たまに
 「〇〇さんかい?」と言って当たっている事も。
(*^_^*)さすが晤郎さんですね。


薬を越えて、晤郎さんを癒したのは
間違いなく皆さんからの温かい言葉、沢山の想いです。


私にできる事は何もないかもしれないけれど、
お客様に、晤郎さんがどれだけ真正面から戦い抜いたか、
最後まで格好良い「日高晤郎」だったか、
どれだけお客様の事を愛されていたか。



私がブログで伝えられることは、時に制限があるけれど。
そのギリギリの所で伝えられたらと思っています。

それを許してくれる環境にも感謝です。

これからどんどん時間は過ぎます。私たちも新しい船出をするでしょう。
でもだからこそ(*^_^*)今、ちゃんとブログで残したかったんです。


 「俺たちは、いつどの時間にラジオをつけられても
    元気に全力でやる!自分の体調が悪くても、つらい事があっても、
    たとえどんな状態でも、それはお客様には関係ないからね。明るくね。
    そういう約束事のもとにマイクの前に出てくるんだよ」

これは私がランラン号の時に言われた、一番大切にしている言葉。
どうりで9時間のどのタイミングでも全力なのですね。
だから、私も、いつ、どのタイミングでかけられても
頂いている1秒1秒を大切にします。

それにしても、最初の1枚目の写真。
晤郎さんの表情がとても穏やかで好きです。

晤郎さん・・・
これからもよろしくお願いしますね。


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