加藤さんと山口くん

放送内容

第305回 2026/08/2

2026年7月12日(日)
  • 加藤さんと山口くん
    ※掲載写真:東京国立近代美術館「杉本博司 絶滅写真」展示風景 © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

    ■杉本博司 絶滅写真にて(続き)

    加藤: 全部集まるとやっぱりすげえな。すごさがわかる。素晴らしいです。ただの駄洒落おじさんじゃないよ(笑)。
    山口: 1個だけ手に入るとしたら、今日見たのだったらどれ?
    加藤: 劇場(シアター)の最初のやつかな。映画館じゃなくて。
    山口: 俺はね、サボア邸(Sabon-tei)か、あの朽ちた映画館。か、海の。
    加藤:さすがです。これは皆さん、本当に見に行ってもらいたい。
    山口:杉本博司さんを知らない人も。すごい日本画的なものを感じるんだよね。マイナスの美学というか、その中に意味が込められている。あのシアターの考え方とかも、時間がそこに封じ込められる。化石の写真を撮るっていうのは、自分のコンテクストを後押ししている。「そういうことだよ」っていうのを、化石の写真があることで補強してる。
    加藤:考えてみたら、化石とか考えたことなかったけど、写真と一緒だよね。切り取るわけだもんね、その時代を。
    山口: 本当にずるいと思う。あそこにたどり着くまでの考え方の整理と、それをちゃんとデザインできている。めちゃめちゃテストしてそう。
    加藤さん「発明」って言ってたけど、俺は「ひらめき」だと思う。


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