2026年度 第1回 番組審議会議事概要

「NNNドキュメント’26 パネルの警告〜釧路湿原とメガソーラー〜」について

1.日 時:2026年4月28日(火)午後4時00分〜午後5時00分

放送番組審議会photo1

2.場 所  札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

放送番組審議会photo2

3.出席者

[審議会委員]
赤尾     洋昭     委員長
内田     純一     副委員長
小島     達子     委員
鈴木     博之     委員
日比     菜月     委員
村尾     新一     委員  
山川     桂祐     委員
伊藤     千織     委員(レポート参加)(以上8名)
          
[会社側代表]
小山     章司     代表取締役社長
木戸     弘士     取締役 制作スポーツ局・編成局担当
平山     大策     編成局長
鴨田     豊        制作スポーツ局長
村上     雅志     報道局長
太田     敏充     コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
大井     貴善     報道局報道部長  

[特別 出席]
長野     哲        報道局報道部

[事 務 局] 
宮本     亮二     番組審議会事務局長
小町     裕之     番組審議会事務局
千葉     雅子     番組審議会事務局

4.議題

(1)「NNNドキュメント’26 パネルの警告〜釧路湿原とメガソーラー〜」について
(2) 放送番組の種別公表 ・BPO報告・視聴者対応状況について
 
 
 

5.議事の概要

 2026年度第1回番組審議会が4月28日(火)に開かれました。議題の2026年3月15日(日)に放送した「NNNドキュメント’26 パネルの警告〜釧路湿原とメガソーラー〜」について、各委員から以下のご意見を頂きました。

◇ソーラーパネルが一面に並ぶ光景はショッキングで、視覚に訴える力が強く、問題意識を持つきっかけとして印象に残った。
◇ともするとヒステリックになりがちな社会問題を現実とデータに基づいて淡々と突きつけ、視聴者に考えさせる非常に好感の持てる硬派な番組だった。
◇環境問題が関わるテーマは、えてして環境破壊をする側を悪者にすることで視聴者にわかりやすくなりがちだが、できるだけフラットに見せようという意図が伝わってきた。
◇太陽光発電について法整備が追いついていないという現状をしっかり伝えていたのは良かった。熊本の失敗とも言える事例を取り上げたのも警鐘を鳴らす補強材料になっていた。
◇普段のニュースでは開発業者が悪いという印象だけが残るが、行政の苦労や法律上の問題、そして他の地域の事例も含めて紹介されていて、視聴者の視野が広がる内容だった。
◇環境保護を求める人と開発業者の対立、業者に問題があって国の取り組みが足りないというお決まりの構図に終わってしまった印象だった。
◇「開発業者が悪質」という視聴者目線で言うと単純でわかりやすい内容になっていたが、一方で、太陽光発電業者には地域共生に取り組んでいるところも多いので違和感があった。
◇釧路のメガソーラーの問題と再生可能エネルギーの課題は分けて考えるべきで、番組は再生可能エネルギーについて否定的な印象を与えかねないのではと思った。
◇メガソーラーの好事例も見せてほしかった。また火力発電や原子力発電など他の電力との比較もあれば視聴者はより多面的に理解できたのではないか。
◇どうすればメガソーラーを含む再生可能エネルギーの開発と環境保全を両立していくことができるのかという視点を伝えてもらえると、より建設的な議論につながるのではないか。
◇映像の美しさが印象的だった。北海道の自然や生き物の躍動、その美しさとそれが失われるかもしれないという危機感。その両方を静かに伝える知的で端正な映像表現だった。

 このほか「番組種別」「3月〜4月の視聴者対応状況」、および「BPO報告」について説明し、終了しました。