札幌テレビ 番組審議会

  • 番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
  • 札幌テレビ放送では、ほぼ毎月1回ずつ年に10回、番組審議会が開催され、テレビの放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なわれています。
  • 番組審議会でのご意見は、番組モニターの方のご意見とともに、STVテレビで毎月第2日曜日放送の「ハイ!STVです」でもご紹介していますのでご覧ください。

「NNNドキュメント’20 私の声はバイオリン」について

1.日 時 2020年4月21日(火)

2.場 所  レポート提出による

3.出席者

[審議会委員]
齋藤    一朗     委員長
石水  創        副委員長
伊藤    亜由美  委員
上野    昌裕     委員
中山    綾子     委員
西嶌    一泰     委員
まさき としか  委員
横山    浩二     委員
(以上8名)<レポート提出7名> 

[会社側代表]
根岸   豊明     代表取締役社長
山本   雅弘     専務取締役
萬谷   慎太郎  常務取締役編成局長
原田   哲哉   取締役コンプライアンス推進室長
金子   長雄     報道局長
明石   英一郎    制作スポーツ局長

[会社側参与]
越後谷  享史     報道局次長
[特別出席]
山内   康次   報道局報道部担当部次長
(以上8名)<レポート回覧>

[事 務 局]
東郷   達郎     番組審議会事務局長
池上   優子     番組審議会事務局

4.議題

(1)「NNNドキュメント’20 私の声はバイオリン」について
(2)「番組種別の公表」について
(3)BPO報告、3月〜4月視聴者対応状況について

5.議事の概要

  2020年度第1回番組審議会は、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が4月16日、北海道を含む全国に拡大されたことを受けて、対面ではなくレポート提出によって行いました。議題は、4月5日に全国放送した「NNNドキュメント’20 私の声はバイオリン」で、札幌交響楽団の元コンサートマスターで、筋委縮性側索硬化症(ALS)を患いながら演奏活動を続ける大平まゆみさんを通して、生きることの意味を問う内容でした。委員からは以下のようなご意見を頂きました。

◇大平まゆみさんを通じて、「人間」とは何かを問いかけている番組だと思った。
◇大平まゆみさんが続けた難病少女への支援と、自身が難病と闘う姿がオーバーラップされる構成で感動した。
◇取材を積み重ねることで、余計な手を加えないことで素材の「力」を引き出した。
◇大平まゆみさんは「プロとして辞めようかとも思ったときもある」と語り、レベルが落ちていく場面を撮らせている。番組スタッフへの信頼がなければできない。
◇すごいのは、バイオリンを弾く大平さんの目の力。いずれの場面でも「精一杯の演奏を届けるから、しっかり受け止めて」との強い思いが画面を通じて伝わってくる。
◇使いこんだバイオリンケースがとても印象的で、40年という長い年月をバイオリンと共に過ごしてきた人生がひしひしと伝わってきた。
◇「音楽を必要としているのは、必ずしも演奏会に来る人たちではない」と、筋萎縮性側索硬化症に罹患しながらも活動する大平まゆみさんの姿が印象的だった。
◇大平まゆみさんへのインタビューがいつのものなのかわかりにくい箇所があった。
◇「気持ちを込める」という大平まゆみさんの言葉が、番組に通底していると感じた。
◇大平まゆみさんが最後に「人間力になればいい」と言ったが、大平さんにとっての人間力とは何なのかを知りたかった。
◇大平まゆみさんが、高齢者施設を慰問する活動などについて、以前から続けていたのか、などについても触れてほしかった。
◇大平まゆみさんが、出身地の仙台で「北海道の人間になりました」と話していたが、「大平まゆみにとっての北海道」がわかる伏線的演出があったら良かった。
◇引き続き取材を続けて頂くことを期待している。

 このほか、「番組種別の公表」、「5月の単発番組放送予定」、「3月〜4月の視聴者対応」、および「BPO報告」を文書でご報告し、了承を頂きました。
 次回、2020年度の第2回番組審議会は、2020年5月26日(火)に開催を予定しています。

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